Thursday, August 1, 2013

突然ですが、

これをもちまして、帰ってきた台湾部は終了宣言いたします。

さようなら~。


Wednesday, July 31, 2013

自分がレフリーでリジェクトして、でも編集者の裁量でアクセプトになって、まぁよくあることだと思うけど、解析方法がどうしてもおかしいから、雑誌編集に文句を言ったら、再検討することになりそう。別に、その雑誌がその論文をアクセプトにしてもリジェクトにしてもどっちでもいいのだけれど、不適切な論文のレフリーになるのは気分がよくない。もう一つ別の査読論文で、コメントをアップロードしようとしたら、既にアクセプトの決定が出ていて、何もできなかった。どういうことですか、IWSさん?

まさか、シーラカンスのOKDさんと遺伝研のGJBさんを我が愛車ティーダに乗せて、三越デパートにランチに行くことになるとは。そして、恩師YMMRさんとは旧知の間柄だそうで。K大のTRMT研とも関わりがあるそうで。

「学士」乱立700種
この手のネタは笑うことができない総合人間学士です。早く総合人間になりたい。

Saturday, July 27, 2013

車を手に入れ、台南までドライブ。左ハンドル・右車線も思ったほど難しくない。バイクの動きが予測困難。マンゴーカキ氷を堪能。日差しが強い。


Tuesday, July 23, 2013

とりあえず車を買いました。数日後の納車が楽しみです。

日本には愛車ラシーン(2代目)を残してきました。こちらは、しばらくしたら売りに出そうと思います。欲しい人いますか?ちなみに1代目ラシーンの最後はコチラ。台湾にはラシーンはなかった。

Wednesday, July 17, 2013

 

先週末の台風は凄まじかった(画像リンク)。

台北では1000本以上の街路樹が倒れて、新記録だったらしい。

Monday, July 8, 2013

 

どの学会も、まずは懇親会の情報をアップしてますね。

Sunday, June 30, 2013

 

今年も半年が過ぎてしまいました。なのに、なかなか忙しくて、やるべきことができていません。そういうわけで、

ブログ一時休止宣言
(読者はいないと思いますが。。)

気が向いたら、少しつぶやいたり、再開していたりすると思います。

Friday, June 21, 2013

申請書を書いています。

でも、夜はシニカに言ってビールパーティーです。今月は飲みすぎた。来週もそんな感じかな。でも仕方ない。ビールが旨い季節になりました。最高気温は34度。最低気温は27度で、東京の最高気温。台湾の夏はやっぱり暑い。これからもっと暑くなりそう。

Thursday, June 20, 2013

某申請書を執筆中。
今月はこんな感じになります。

研究室にいる3年ほどいるポスドクが初めて、フランス人ではなく、スペイン人だと知った。だって、他のフランス人ポスドクと、ペラペラいつも話してたから。国境近くの出だそうで、フランス語もできるらしい。ヨーロッパ人は言語中枢がおかしいのではないだろうか。そして、そのスペイン人ポスドクが次の学期から日本に行くことも初めて知った。つまり、自分はいろいろ知らないということを知った。

大学生の半数近くが「LINE疲れ」感じる、「既読」でプレッシャーも
やっぱり(過去日記参照

Wednesday, June 19, 2013

某申請書を執筆中。

夜は研究室で飲み会。
秘蔵の日本酒をとうとう空けてしまった。

何人かの人に近況を報告しました。

まだイスラエルらしいですよ

Tuesday, June 18, 2013

某申請書を執筆中。

森林の先生に用事があって、学生に聞くと、夏休みになったからフランスに行っていると言うので、「いつ帰ってきますかー」とメールを送ると、「今はアフリカで、来月は南米」と言う。何をしているのですか?

夜はCK研のラボセミナー。



Monday, June 17, 2013

最近の悩みは、10年とか5年とかのスパンで具体的な展望を持って研究を計画できる気がしないこと。今までは、だいたい1,2年のスパンで、だいたい行き当たりばったり。計画性よりも面白さ重視。言い訳かもしれないけど、今大事なことが5,10年後にまだ大事かわからない。メタ群集とかストイキオメトリーとかどこ行っちゃったんだろう?気候変動やサイズの話だって、10年後にどうなっているかわからない。

まぁでも、それは他人が興味を持ってもらえる(研究のテーマとして評価されやすい)という意味のでの重要性であって、実際の重要性や機能性みたいなものは変わっていないはずなんだけど。でも、そんなことを言ったら、何を研究してもよいわけで。そんなこんなで、結局、面白さ重視でいいんじゃないかなって思っています。

基礎科学者はそういう姿勢で良い、そうであるべきなんて話をノーベル賞の季節なんかに聞くこともある。本当にそれが良いとは思っていないけど、だいたいの研究者はそういう姿勢だから、それがいいって言ってるんじゃないだろうか。自分を含めて。そろそろ今の身分保障が残り半年になりました。

「潮」は中国語でチャオと発音します。意味は以下の通りだそうです。リンク
「潮」はおしゃれだとかセンスが良いといった意味で、「潮流chao2liu2」の略語と認識されています。また、若い男性に少しチャラいといったイメージで使うこともあります。酒場などでの女性との会話で使えるでしょう。

夜は学生と飲みすぎた。まだ月曜ぢゃないか。

Saturday, June 15, 2013

Friday, June 14, 2013

変な夢を見た。ESJが開かれて、なぜか自分の部屋で何かのセッションのあって、人があふれていた。何なんだろう。


Thursday, June 13, 2013

某申請書を一つ書きあげて、確認のため担当者のかたに送付。細かい注意事項を見落としていたりして、事務書類を書くのは本当に苦手で。先日は提出忘れもあったり。何かしら直さないといけないんだろうなと思っていたのだけど、あっさり一発合格。良かった良かった。

続きまして、別の書類仕事に取り掛かる。

Wednesday, June 12, 2013

大学に着いて休日と判明します。いつものことですが。一つ、某申請書を書き挙げました。締め切りまでまだ少し時間があるので、寝かせます。和文原稿も、採集確認して、編集者へ送付しました。肩の荷が少し軽くなりました。もう一つ書類を仕上げないといけません。今週末が目標。まだやらなければいけないことがあります。最近は、やりたいことが全くできていない。

Tuesday, June 11, 2013

本日は、某申請書を書いています。

でも、気持ち紛れに本を読んでたら、眠ってしまった。

野鳥観測競技「バードソン」参加募集
「バードウォッチングとマラソンをかけた野鳥観測競技の「バードソン」を開催する」らしいです。ちょっとルールがわかりませんが、面白そうです。でも、走るよりは、スタンプラリーみたいなものかもしれません。

CK研ラボセミナー。

夜、とても悲しいメールのお知らせ。

Monday, June 10, 2013

オフィスにいるフランス人ポスドクのゴミ捨てが酷いという話をしましたが(過去日記参照)、最近は、大声での長電話と、ロックを聴きながらデスクワークをしているようですが、はっきりと音漏れがして気になります。激おこぷんぷん丸です。

和文原稿の改訂は終了。某企画書を準備中。

午後は定例のラボセミナー。

夜、とても嬉しいメールの知らせ。

Sunday, June 9, 2013

体調が良くないので、家で休養。

しばらくは、事務仕事と、テキスト読み込みの日々を過ごします。

Saturday, June 8, 2013

体調がよろしくない。外は良い天気ですが、家で事務仕事。企画書を考えたり、某申請書を考えたり。


Friday, June 7, 2013

和文原稿のやりとり。ほぼ完成に近づいています。これが終わったら、DNAデータの解析を再開して(なかなか進まない)、寄生虫論文とPPMR論文IIIも何とかしないと。

それと、今年こそはESJで企画をしようとたくらんでいます。今までなかなかモチベーションが出ず(過去日記参照)、やったことがないのですが、今年はけっこうモチベーションがあります。

午後は海洋研セミナー。植物の倍数化の話。良くわからんかった。

ロープウェイから遠くに101ビルが見えます。

Thursday, June 6, 2013

学生の公聴会を聞き逃した。というか、そんなアナウンスなかったような。そういうわけで、飲みそびれました。携帯に電話がありましたが、気づきませんでした。言い訳ですが、使い方が良くわからず、まだ番号登録してませんでしたm(_ _)m

何かと忙しく頭がパンクしそう。現実逃避したい。

猫空ロープウェイ

Wednesday, June 5, 2013

失念していた事務仕事を催促され、本日は事務仕事。「締め切りですよ」と催促され、危うく「失恋していました」と返信するところだった。

指南宮では何故か象を見かけます。
由来は何でしょう?

Tuesday, June 4, 2013

和文原稿の改定の続きをやって、ほぼ終了。

夜はCK研のラボセミナー。

指南宮
道教、仏教、儒教の神様が共存しているらしい

Monday, June 3, 2013

Oさんのコメント・改定を参考に和文原稿の修正。

午後は定例のラボセミナー。

日曜なのに人のいないお土産屋さん街 @猫空

Sunday, June 2, 2013

猫空ロープウェイ6月1日運行再開

というわけで、猫空へ。台北の観光地は混んでいると思われるでしょうが、ここは意外と空いています。実は、ロープウェイが走っている山の地盤が緩く、足場の補強工事が数年も続いていて、なかなかスリルのある不安な乗り物だからです。

でも、周囲にはお茶屋さんがあったり、自然歩道も充実していて、市街地よりも少し涼しくて、天気が良い日にはハイキングにも最適です。

遠くに101ビルも見えます

Saturday, June 1, 2013

タイダーとスーダー(近所の大学)の生態学と進化の学科で学生の合同研究発表会を毎年やっています。本日、覗いてきました。

2013臺大師大生態演化聯合學術發表暨壁報展

まぁ、内容の傾向としては、1月の台湾生態学会の縮小版みたいでした。

Friday, May 31, 2013

公募情報
台湾大学森林学系で以下の分野です(リンク)。
1.資源調查と森林植生
2.気候変動と森林生態系の相互作用

締め切りは来年の2月で、着任は来年の8月(結構先ですね)。興味のある方はどうぞ。日本人の教官も一人います。

Thursday, May 30, 2013

予想外にまた双安定性とレジームシフトが起こってしまった。一軸に沿って2回レジームシフトが起こるのって、面白いのではないかと思います。

暑い。もう35度を超えたらしい(ニュース)。

ちょっと髪を切った。

Wednesday, May 29, 2013

台湾の大学でも、生物科学と計算科学の産学連携が進んでいるそうです。

成功大学と台湾富士通が生物情報科学の研究に関する協力覚書調印
どんなことをしているのか気になります。まぁ、今のところ守備範囲の生態学ではそんな計算パワーは必要ないのですが。

Tuesday, May 28, 2013

モデルは大よその方針が頭の中で出来てきて、図を作りながら、リザルトをまとめ始めています。

二次元オンリーの非モテ男は、実は“進化した人間”だった?
内容には何も言いませんが。二次元を対象に脳内の特定の電気信号が発する場合、もしそれが本当に遺伝的基盤に基づいているならば、それは、ただの突然変異であって、しかも繁殖機会を逃しやすいため、淘汰される可能性が非常に高い。自然界では、特定の形状やシグナルに反応して、異性でもないものに求愛などをする生き物はいます。例えば、繁殖期に婚姻色が出る魚では、その異性はその色や模様に反応することがあります。しかし、そのような反応は、それを持つことによって、適切に繁殖機会を得てきた歴史的背景があるために残っているのです。したがって、二次元に対して興奮することで、もし三次元の相手を得られるならば、二次元に反応した電気信号は進化したと言えるのではないでしょうか。

真面目に考えてみました。自分は野生型です。

夜はCK研のラボセミナー。

Monday, May 27, 2013

午前中は、ちょっと前に購入したテキストをパラパラと読みながら、モデルいじり。最近は解析を諦めつつ、シミュレーションが方向性を検討しているのですが、予想外に双安定性が出て参った。

午後はラボセミナー。

ちょっと前に気になった記事。
Facebook疲れが進む中、Google+が遂に来るかもしれない理由

FBもG+も(過去のミクシィとかも)やっていないので、細かい仕組みはわかりませんが、どのような仕組みであれ、結局のところ、SNSは皆のために自分が書くという公共財ゲームなので、見るだけの人(フリーライダー)が増えたり、書く頻度が減ったり(投資の減少)、その結果、皆にとってSNSに費やす価値が低くなって、ますますフリーライダーが増加して、投資も減少して、最終的には衰退というのが直観的な理論予測です。どのようなSNSであれ維持されにくいはず。

SNSを維持するためには、グループの縮小(閲覧制限)、投資コストの減少(twitterみたいな書き込みやすさとか)や、還元利益の増加(書くことで報酬が出るとか。何があるだろう?)、書かないことの罰則(脱会では無理)などを取り入れないといけない気がします。しかし、たとえそんなことをしても、結局は衰退する速度を遅くするだけで、いずれはどれも消えてなくなるか、新しいSNSが順番で出てきては消えを繰り返すだけになるのではないでしょうか。

そんなことを検索したら、そういうことを考えている方がおりました(勝手にリンク)。機会があれば、講演を拝聴してみたい。

ここのブログは自己満足です。

Sunday, May 26, 2013

台湾に○亀製麺が出店したらしい。先月のことらしいけど。日本では何か問題があったようですが、こちらでは美味しいうどんに飢えていますので、喜んで食べに行きたいところです。心配なのは、台湾のうどん店によくあることなのですが、出店してしばらくすると、本場の味から台湾向けの味にメニューを変えてしまうことです。ざるうどんが消えて、具だくさんになったり、居酒屋よろしく品数が豊富になったり。そういうわけで、早めに偵察に行ってきました。

が、大行列。普段は行列に並んで食べるなんてしたことはないのですが、これを食べるためにわざわざ外出したので、仕方なく一時間並びました。味は日本と同じでした。満足。

帰国したら必ず食べていたので、どうしても食べたくて。

Saturday, May 25, 2013

台湾の大学、少子化で国公私立統廃合の時代へ

大規模に統廃合をやるのかと思いきや、とりあえず162校から153校の予定らしい。台湾も多いと思っていたけど、日本も多いようですね。約800校!人口は約5倍なので、どちらも同じ程度に多い感じがします。

本日は久しぶりの快晴。
衝動的にジョグ8㌔

Friday, May 24, 2013

午前中は病院へ。手のひらに湿疹で出たため、ステロイド剤を貰ってきた。日本にいるときには出なくて、台湾に来てから何度か発症しています。原因を尋ねると、乾燥と言われたけど、台湾の方が湿気があるような気がします。どういうことなんでしょう。

皮膚の細菌間で群集生態学的なプロセスが働いているような気がします。乾燥環境下(日本)では、何らかの要因である細菌(善玉)が優占していて、それが乾燥に強い細菌(悪玉)を低密度に押さえられていると仮定します(だから発症しない)。でも、台湾(湿潤)では、何らかの要因で善玉が機能しなくなって、湿潤環境下でもあるにもかかわらず、発症した。勝手な妄想ですが。

手に一日中保湿クリームを塗っていないといけないので、マウスがベトベトになります。

モデルは解析の糸口が見えてきました。




Thursday, May 23, 2013

本日は論文を数本読んで、モデルを改訂。

種間相互作用は効果の符号の正負で競争、捕食、共生とかに分類されます。例えば、競争は互いにマイナスの影響を与えます。記号で簡単に書くと、こうなります。
(-,-) あら可愛い。

捕食相互作用は(+,-) ウインクしてるみたい。
相利共生は(+,+) ちょっと疲れてます。

夜は学際環境セミナー。本日はKMさんの発表。英語かと思ったら中国語でした。中国語で授業なんてできる気がしない。

日本統治時代の『台湾紀要』が初公開
タイダーの図書館の奥の方にも、こういう文書が残っていました。とくに農学・林学関係の古い調査書があったように記憶しています。一般非公開で、どうやって入ったのか忘れました。

Wednesday, May 22, 2013

本日は豪雨のため、家出に篭もってモデルについて考える。解析的にやるのは難しそうなので、数値計算でやる場合の戦略を検討。

豪雨の理由が判明した。彼が来台しているらしい。

Tuesday, May 21, 2013

某モデルの解析について再考。別のアプローチを考え見てるが、今のところうまくいかない。数値計算で幕引きにはまだ早そう。

夜はCK研ラボセミナー。別のM1の研究計画発表。これもまた面白い話になりそうで楽しみです。

Monday, May 20, 2013

和文を修正して、図を追加して、Oさんに送信。後はお任せします。
午後はラボセミナー。

ジョグ6㌔

Sunday, May 19, 2013

肩こりがひどく、デパートで電動の枕型のマッサージ器を購入。なかなか良い。

何もしていないのに、家賃が16000円も値上がりした

Saturday, May 18, 2013

最近、台湾とフィリピンの関係が怪しくなっています。先日のニュースでありましたが、台湾の漁民がフィリピンの公船に射殺されました。場所は両国のEEZが重なる所。非はフィリピンにあるようで、フィリピン政府も謝罪声明を出していますが、台湾側は受け入れず、いろいろな制裁を課そうとしています。大凡こういうニュースが日本に入っていると思います。今、この問題は台湾では一番の大きなニュースになっています。

で、なんで台湾は謝罪を受け入れないんだろう?という疑問も持っていた人もいるかもしれません(自分も疑問に思っていました)。そういう中途半端な状態で、でもこのニュースは日本ではもうフェイドアウトしてるように見えます。国際レベルでは、英語で発表されるフィリピンの主張が広がっているようです。

そこで、台湾のネットユーザーが台湾の主張とフィリピン側の主張の誤りをさまざまな言語で広げる運動を始めました。日本語でもあります(youtube)。このような主張は日本のニュースでは見なかったように思います。どちらに肩入れするつもりはないのですが、台湾の主張が伝わればと思いリンクしました。

国家間にどんな問題があろうとも、個人の関係には関係ないですよね。今、台湾とフィリピンの学生と共同研究をしていて、仲良くやっています。

Friday, May 17, 2013

午前中は税務署に行きまして確定申告。なかなか複雑な身分で、しかも去年は4月に身分が変わったので、学生さんにお願いしてついてきてもらいました。で、お礼にとりあえずランチで寿司+ビール。

午後は査読原稿に目を通しまして、コメント文を書きました。どう直しても受理される見込みはなさそうなので(書き直しで再投稿でなければ)、手短に問題点をいくつか書くに留めました。

Thursday, May 16, 2013

今日は一日、モデルについて考えた。あんまり進展しなかった。よい結果がまだないので(お蔵入りするかもしれないので)、名前はまだない。イントロだけはすぐに書けるんだけどなぁ。

Wednesday, May 15, 2013

和文原稿については、大体の方向性についてU編集長から了承をもらい安心。微修正とトピックの追加をしながら、6月中に仕上げる予定でいます。

論文を数本、読みました。

タイミング良く査読依頼が来て、アブストから問題ありそうな雰囲気がプンプン匂っていますが、断るわけにもいかないので、仕方ありません。気の利いたコメント言うチャンス到来。「Please cite this book too」と言って、こういう本を紹介するという皮肉を考えている。最近、ストレスが溜まっているのかもしれない。

こちらは今、梅雨+スコールの季節です。

Tuesday, May 14, 2013

和文原稿の図を描いて、まだ描き残しがあるけど、だいたいの内容について了承を貰うため、OさんとU編集長に送った。

今のポスドク部屋は3人で共有していて、他に二人います。どちらもフランス人です。向いのポスドク部屋にもフランス人ポスドクが3人もいて、皆いつも一緒にいるので、周囲の会話はほぼフランス語。こないだは、生まれて初めて、本場のトレビアーンを聞いた。でも、中国語の会話は殆ど無いのが残念でならない。それと、物を片づけないのが気になる。スタバのカップを積み上げている。でも、まだこれは良い。まずは、自分のゴミ箱を用意してほしい。自分の机の方にゴミを投げて、入らなくても放置するのをやめてほしい。そして、人のゴミ箱にバナナの皮を捨てるのだけは本当にやめてほしい。中世ヨーロッパのフランス人か。今度、ハイヒールを履いて、皮肉ってあげようか。それとも、フランス語で優しく文句を言おうか。でも、ハイヒールも持ってないし、フランス語はトレビアーンしか知らないので、今日のところは見逃してあげることにした。

夜はCK研のラボセミナー。
面白い論文(しかも見逃していた、何でだろう?)を紹介してくれた。

Monday, May 13, 2013

体調回復せず、家で書き仕事。今週は、台湾海洋学会があるようで、みんな不在でセミナーも休みでちょうど良かった。

Sunday, May 12, 2013

Aントの学生さんが来台していて、Mさんほかと海鮮居酒屋へ。
食べ過ぎた、気持ち悪い。

Saturday, May 11, 2013

昨日、和文書きにひと区切りがついて、週末はやる気が無くなっちゃいます。雨だし、家で映画とか。

Applying for faculty positions: the teaching philosophy(抜粋)

  • Every child deserves an opportunity to learn
  • You don’t truly learn something unless you discover it for yourself
  • University students learn best when they have both extrinsic and intrinsic motivators
  • Being able to communicate a clear understanding of a topic verbally and in writing is required for mastery
  • Learning is fun
  • To be an effective teacher you must be a lifelong learner and create that spirit in your students

自分の場合、まだ経験もなく、ゆえに哲学もなく、試行錯誤で、としかいいようがない。

Friday, May 10, 2013

和文はとりあえずのゼロ稿が完成したことにします。まずは、Oさんに送ってコメントを貰い、それと編集長には大体の内容の了承を貰わないといけない。並行して、図表の用意でしょうか。最初の締め切りまで2ヶ月半もあるので、無理な要求が来そうで怖い。

 論文査読者の迷コメント集(抜粋)
  • いいコメントを書きたいところだが、私の脳はすっかり飽きてしまって何も気の利いたことを言えない。頼むから、私の脳内に火花が上がるような研究を送ってくれ!
  • この研究の主題は興味深いが、結果はあまり新しくない。著者は過去の研究よりも大きな「銃」を使ったが、煙がたくさん出ただけだ。この論文には、ほかにも数多くの問題があるが、せっかくの土曜の夜に、これ以上詳しく述べる気にはなれない。
  • この論文の共著者は、どうして自分の名前が載ることを許したのか?
  • ・・・を真剣に分析した古きよき時代は終わったのだろうか。どうやら私は老いの兆候を見せ始めているらしい…
こんな気の利いたコメントしたことないけど、したくもない。

Thursday, May 9, 2013

和文書きもゴールが見えてきました。残り1パラグラフと、2,3パラグラフの微修正。その後には、図表の準備をしないといけないのですが。それから、引用文献はページ制限の範囲外ということが判明して、文量を心配する必要がなくなった。今週末を目標にラストスパート。

これがひと段落したら旅に出ようか。


Wednesday, May 8, 2013

最近走っていません。平日も働いています(当たり前ですが)。以前は、休日も多めにとって、夕方には帰宅して、自分の時間を大切にしていたのですが。一日の仕事区切りのタイミングを何となく変わってきたように思います。

以前は、区切りが悪くても(プログラミングの途中でも、論文を読んでいる途中でも、スライド作製の途中でも)、だいたい同じ時間に手を止めていました。そうすることで、頭の中では気になりつつも、忘れるよう心掛けて、自分の時間を楽しんで(走ったり温泉行ったり他の人の仕事を邪魔したり)、翌日は気になっていた仕事を朝から再開するという流れだったと思います。

でも、今は、区切りがついてから帰宅しようと思って、7時、8時過ぎまでいることも。(それでも早いですか?以前は4,5時帰宅だったので)。その日は達成感をもって終わりにできるのですが、翌日の仕事始めがダラダラとしてしまう気がします。まあ、やる気の問題なのかもしれませんが。

考えている途中で悩みながら仕事を切り上げる方が、歩いている時間やお風呂や食事の時間に良いアイディアが浮かんだりして、結果的に効率が良い気がするのです。区切りよく終えた場合、いざ仕事始めようと机に座っても、うまいアイディが出てこず、けっきょく波乗りジョニーです。

Tuesday, May 7, 2013

和文を書き進めました。最終セクションの残り数パラグラフです。通常の論文書きでイントロ重視ですが、今回は締めが重要になります。

夜はCK研でイントロについてセミナー発表。M1にはなかなか難しい内容だったかもしれませんが、笑いが取れたので満足。考えるきっかけにはなったと思います。メソッドや結果、ディスカッションについて求められましたが、イントロが最重要と思っているので今はスライドを作る余裕はないです。イントロさえ良ければ、方法と結果は大きく変えられないし、前向きなレスポンスを貰えると楽観的に思っています。某書籍を参考にしてほしいところです。

初めての原稿を書く学生はその体裁をとくに気にしているようです。結論のセクションはいるのか、メソッドや結論などで副タイトルはいるのか、とか。体裁を気にする前に、何を言いたいのかが大事です、と答えました。そして明文化できること。

あと、手持ちのデータや読んだ文献をできるだけ多く練り込もうとします。その気持ち分かります。今でも悩みます。でも、手持ちのデータを全部出すと、とても複雑なロジックが出来上がり、他の人は理解できなくなります。話はシンプルに、本質的でないものは勇気を持って切り落とすことも大事。2本の論文に分けるのも手です。

Monday, May 6, 2013

明日の発表の準備と、最近の日課の和文書き。本日は文献漁りに専念したため、筆は進まず不満。

午後はラボセミナー。事前のアブストメールに対して、こういう情報を説明してほしいとアドバイスした人についてはイントロが格段に良くなっていたような気がします。一方、アブストメールを送ってくれない人については、内容は散々だったような気がします。いつも通り、途中であなたのノべルティーは何かとか聞いてもしっくり来ない。いつもの質問なので、呆れ気味に笑う人がいて(ぼくのことを)、メソッドを聞けばわかるわ~なんて言っていたけど、結局メソッドと結果を聞いても、何やったか分からなかったと言ってて、なんじゃそれって感じ。

オンナスキーだ、打ち上げ楽しそうだなぁ

Sunday, May 5, 2013

深抗は豆腐の街、今までで一番おいしい臭豆腐
もちろん臭い

Saturday, May 4, 2013

Friday, May 3, 2013

和文書きを続けています。ページ数は制限を越えてしまいましたが、とりあえず書きたいことを書きます。やっと、英語から日本語に慣れてきたところです。削るのは後で考えます。

@小琉球

Thursday, May 2, 2013

本日は事務仕事に勤しみました。慣れない内容だったので一日かかりました。

CK研でのセミナーはいつも学生が発表してポスドク・教官は口出しするだけなのですが、物足りないので、演者がいない来週は自分が発表することにしました。イントロについて話します。M1は研究計画を立て、M2は修論を書いている時期なので、まぁ良い時期かなと思いまして。

エバー航空、台北-旭川便初就航
旭川便は以前もありましたが(過去日記)、エバー参入で便数が増えたようです。

Wednesday, May 1, 2013

本日も和文を1セクション90%を書き上げまして満足。
事務仕事を少々。
夜はD老師に誘われ食べすぎ飲みすぎた。
台北は梅雨に入りました。
学位取得おめでとうございます。

Tuesday, April 30, 2013

本日も和文の1セクションを書き上げた。最後の一文がまだ締まってないのだけれど、今日のセクションは長めだから仕方ないです。満足することにします。

夜はCK研のセミナー。アブラムシを使った実験をしている学生の話。まだよくわからないところがあって、そういうわけで日本(北海道)にいるアブラムシストのあの人に聞くことにしようと思います。

Monday, April 29, 2013

日本ではGWが始まったとニュースで見て、そういえばGWなんだって思いました。体内カレンダーも少しずつ台湾仕様になってきています。いろんな情報は入ってくるけれど、日本の空気みたいなものを感じられなくて、もう何年もしたら浦島太郎状態になるのではないかとちょっと不安だったりもします。

本日の和文は1セクションが書けたので大満足。そろそろ後半戦に入ってきましたが、文字制限が厳しくなってきたので、とりあえず全部書いて、後で圧縮する感じにします。来週中のゼロ稿完成が目標。

午後は定例のラボセミナー。セミナーでは発表者は研究の進捗状況だったり自身の研究に関係ある論文を紹介するのですが、最近はセミナーの前に発表者がアブストを全員に送るようにしています。当たり前ですよね。それでも前日に論文紹介の論文を送られて困ったりするのですが。ですが、今回の一人の発表者が論文紹介の案内で「この論文を紹介します。なぜなら著者らは自分と似たようなことをしているから」みたいな案内が来ました。このパタンです。それで、思わず彼に返信をしました。「君の研究は対象を変えただけのコピーではないのか?しかもオリジナル論文は20年以上前なのに、なぜそんな古い論文のコピーをするのか?最近の手法はどうなっているのか?君のオリジナリティーは何なのか?」。でも、彼の返信は自分の手法とシミラーだからを繰り返すだけ。もう一度、彼に返信をしました。理解してくれたのかどうかはわかりませんが、本日彼は発表をしませんでした。自分の聞き方に問題があったのかもしれませんが、あのまま発表していたら批判の的になったのではないかと思います。セミナーは戦場という意見に同意します。話し手としても聞き手としても中途半端では臨めない(でも、あるレベルの理解を参加者で共有してしまえば、セミナーなんて飲み会みたいに気楽な感じでやりたいという思いもあるのですが)。

別にケーススタディーの価値を否定しているわけではないです。コピー研究でも自分でやる分には楽しいし。全ての研究が概念的に新規なんて、そんなんありえないって思っています。重要なのは、それが概念的に新規なのか、ケーススタディーとしての価値を持っているのか否か、本人が理解しているかどうかだと思います。ケーススタディとして価値があるならやるべきだし、価値がないと自覚していてもやりたいというならそれは本人の自由だし。でも、自覚なく、結果として価値のないケーススタディになってしまうのは残念でしかたない。こちらではよくあるパタンなのですが。

Sunday, April 28, 2013

Saturday, April 27, 2013

Friday, April 26, 2013

本日も和文を1セクション書けたので満足。当面の事務処理もとりあえず片づけて。

日本から証明書や色んな書類を送ってもらうようお願いをしなければいけないことが時々あります。家族や仲の良い人なら良いのですが、通常は返信用切手と封筒を同封しないといけません。大学の証明書とかは特に。でも、こちらで日本の切手は手に入らないし、家族に日本の切手を送ってもらうという変な手間をかけないといけません。どうしようか悩んでいたら国際返信切手券というものがあるという情報を手にしました(中国語では國際回信券というらしいです)。ほぼ万国共通のサービスのようで、例えば、自分が台湾でこれを買って日本に送れば、それが日本の切手に交換できるようなのです。

おーすごい、と思ったけど、相手が窓口に行かなければならず、ポストに直接投函はできないようなので、それならやっぱり日本の切手があったほうが良いかもと思ったりもします。それと、台湾でどこで売っているんだろう。値段も不明だ。興味があるので、探して、買ってみて、誰かに送ってみようと思います。

Thursday, April 25, 2013

和文を書きつつ(今日は1セクション書けたので満足)、事務書類を片付けたり。夜は分野横断セミナー。参加あることに意義がある程度で。あと中国語の勉強のために。

内有悪犬、簡単ですね

Wednesday, April 24, 2013

引き続き、和文の執筆。ページ数でいえば、4分の1まで書いたところでしょうか。4月のうちにゼロ稿完成なんて無理だった。。。

午後は日本から来た魚のレジームシフトのお偉い人の講演(前に本を読みました)。御年八十ウン歳。日本語の講演ですが、彼の元学生が海洋大学で教授をしていて、その人が通訳で中国語に直します。でも、先生の日本語の文章が長いと、「先生、ちょっと待って」とか。長い文章を通訳しているときに、先生は次のスライド行っちゃうし。まぁコントみたいでした。「先生、それはどういう意味ですか」、「さっき言ったじゃないか!」って、いつまで経っても教員と学生の関係です。まぁ、研究の中身の方は日本語でもさっぱり意味がわからなかったのですが。。。

Tuesday, April 23, 2013

和文の方は、文献を漁った結果、1セクション増やすことに。

夕方からCK研のラボセミナー。今週も前回に引き続き、別の新M1の研究計画発表。まぁ、実験デザインなどは粗があるのは仕方ないですが、アイディアはシンプルで、それでいて面白い。実験もそんなに複雑にはならなそうで、先行研究も自分が知っている範囲ではあまり聞かない。いいところを突いてくる。夜10時まで晩飯抜きで議論しても苦にならない。

Monday, April 22, 2013

週も明けまして、本業復帰です。本業というか、やらなくちゃいけないのに、放置していただけだけど。とりあえず査読原稿を再読して、以前に書いたコメントを微修正して投稿。和文の執筆も再開しました。今月末までのゼロ稿完成は厳しいかも。

午後はラボセミナー。演者の英語の能力に差があり過ぎて耳がキーンとなりました。

Sunday, April 21, 2013

台南のB級グルメといえば、棺材板
シチューin揚げトースト

Saturday, April 20, 2013

Friday, April 19, 2013

台湾のデザートといえば、南国の果物を使ったカキ氷。果物が特別に美味しいのはもちろんですが、何といっても氷が違います。水ではなくて、牛乳を凍らせたもので作ります。雪花冰(シュエファーピン)といいます。普通の氷にシロップを書けた日本のカキ氷はもう食べられません。

マンゴー・キウイカキ氷@台南

Thursday, April 18, 2013

Wednesday, April 17, 2013

台湾の伝統的なデザート。豆腐にシロップをかけただけのシンプルなものです。来台して、Zに初めて連れて行かれたお店が豆花店で、これが台湾のデザートだって紹介されて、でもまぁ、豆腐だし、シンプルだし、まずくはないけど普通かなって思ったのですが、慣れていくうちに最近では好きなものになってきました。もともと甘いものは苦手ですが、糖分たっぷりのケーキや和菓子とも違って、ほど良い甘みが自然で、くせになります。
豆花(トーファー)@台南

Tuesday, April 16, 2013

急遽、別件の用事が入ったので、和文もモデリングも先送り。新たに入ってきた査読も放置。来週まで忙しくなります。

でも夜はCK件のラボセミナーへ。M1の研究計画発表。偶然にも自分のモデリングに近いアイディアを、実験でやろうとしていて、聞きにいかざるを得ない。

旅行会社みたいな感じの名前ですが、温泉旅館です。
日帰りも入浴も可

Monday, April 15, 2013

和文執筆のため文献漁り。

本日のラボセミナーでは理学部の方から学生を招待しまして(というか、自分の番だったけど代わりに話してもらうことにして)、植物-植食昆虫-肉食昆虫での三者系での気温操作の実験について話してもらいました。聴衆は誰も気づかなかったと思いますが、個体群ダイナミクスの縦軸が100万のオーダーで、そんな大量の虫を毎週カウントして(100万本当に数えているわけではないでしょうが)、その間に色々分析したり動植物の世話をしたりと、彼は超絶に忙しいのです。スライドの準備もままならず、イントロも議論もまだ練りきれていないのですが、本日は自分から発表を頼んだだけに、その変の突っ込みは自粛。後で個人的にメールしました。

一方で、文字だらけのスライドで、ユーキャンシーと言われるハイボクカン。。。

小琉球といえば、隆起サンゴと熱帯植物。
太平洋の離島ではあまり見ない風景

Sunday, April 14, 2013

先日、台湾の新幹線で旅行カバンに入った爆弾が発見されたというニュースが日本でもありました。日本でその続報を見ないので、どうなったのか気になっている人もいるかと思います。もしかしたら、爆弾じゃなかったのだろうと思っている人もいるかもしれません。自分も気になっていました。これから新幹線に乗ったり、普段の生活が少し怖くなりますので。そういうわけでテレビでニュースを見たり、ウェブニュースを検索したり。

結果としては、本物の爆弾だったようです。びっくり!ただの不審物じゃなかった。それも、かなりの威力の爆弾だったようです。もしその場で爆発したら、大変な大惨事になるところだったと思います。

驚くことに、その後に類似のカバン爆弾が、とある政治家の事務所にも放置されていたようです。どちらも爆発を未然に防ぐことができたようですが、その政治家の人がその新幹線に乗っていることが判明し、その人を狙って犯行と見られています、今のところ。それが本当かどうか、自分の中国語の理解が正確かどうかまだよくわからないのですが。

犯人は二人の兄弟らしく、南部を車で出発した二人は、途中で一人がカバンを持って北上する新幹線に乗り込み、爆弾を放置。並行して、もう一人は車で政治家の事務所に向かい、爆弾を放置。その後に合流という流れらしいです。

どういう動機なのか、一人を狙うとしてなぜ新幹線を爆発させようとしたのか、まだ謎です。

Saturday, April 13, 2013

台湾の代表的な大学の歴史を見てみると、その由来にはいくつかのパタンがあります。日本統治時代にその前身が作られたもの、大陸に由来があるもの、そして、戦後になってから台湾が設置したもの。複雑な歴史が垣間見れます。

それと、台湾には、輔仁大学(@新北市)というのもありまして、これは1913年にバチカンが北京に設置した北京公教大学が由来になっているようです。これも大陸由来と言えるのですが、台湾とバチカンは今でも仲が良いようで、先日に新ローマ法王が決まった時も、総統はバチカンを訪問しました。台湾とバチカンは現在も国交を維持しています。

Friday, April 12, 2013

アジアの大学ランキングというニュースがありました。基準が良くわからなし、だからどうした?と思わなくもないのですが、台湾の大学を紹介する良い機会なので紹介しようと思います。

以下が、台湾の大学の順位でした。
14 国立台湾大学(1945年@台北、由来は台北帝国大学、日本でいう東大)
27 国立清華大学(1955年@新竹、由来は清華学堂@北京、日本でいう東工大)
32 国立交通大学(1958年@新竹、由来は南洋公学@上海、日本でいう東工大)
46 国立中山大学(1980年@高雄、由来は国立広東大学@広東、日本でいう阪大)
47 国立成功大学(1956年@台南、由来は台南高等工業学校、日本でいう京大)
52 国立台湾科技大学(1974年@台北)
54 国立中央大学(1962年@中壢、由来は三江師範学堂@南京)
68 国立台湾師範大学(1946年@台北、由来は旧制台北高等学校、日本でいう学芸大)
69 中国医薬大学(1958年@台中)
71 元智大学(1989年@中壢、日本でいう早慶)
72 中原大学(1955@中壢、、キリスト教系総合大学、日本でいう上智)
76 国立台湾海洋大学(1953年@基隆、日本でいう東京海洋大)
83 国立中正大学(1989年@嘉義)
89 国立陽明大学(1975年@台北、日本の東京医科歯科大)
92 国立中興大学(1971年@台中、由来は農林専門学校、日本でいう名古屋大)
98 逢甲大学(1961年@台中)
100 国立台北科技大学(1994年@台北、由来は民政学部工業講習所)

カッコ内は設立年と場所。「日本でいう・・・」は個人的な偏見です。頭に「国立」がないのは私立です(こちらでは常識)。台湾の人口は2300万人ほどで、日本の5分の1で、面積も九州と同じくらいなのですが、大学の数はとても多い。200個ぐらいあると聞いた記憶があります(実数は知りませんが)。そして、研究や教育のレベルも日本人が思っているよりもずっと高く、英語は日本人の学生や教官と比べてもずっと上手。

国立政治大学(1954年@台北)という有名な大学もあります。日本でいう一橋大学の位置づけでしょうか。由来は中国国民党中央党務学校だそうです。

ちなみに、以下が日本の大学の順位です。ランキング入りの数は台湾と日本では同じくらい。
1 東京大学
7 京都大学
13 東京工業大学
15 東北大学
17 大阪大学
26 名古屋大学
36 東京都立大学
39 東京医科歯科大学
42 筑波大学
44 北海道大学
48 九州大学
53 慶應義塾大学
57 早稲田大学
60 順天堂大学
67 広島大学
69 大阪市立大学
73 神戸大学
75 千葉大学
81 東京農工大学
85 岡山大学
96 金沢大学
96 横浜国立大学

Thursday, April 11, 2013

台湾は日本と同様に海洋国家でして、海洋研究も進んでいますが、魚も旨い、新鮮。揚げたり蒸したり焼いたり煮たり。ただ刺身に関しては、本当に旨いものに出会える頻度はあまり高くないのですが(冷凍ブロックのサイコロ切りとかありました)、たまに美味しい刺身があります。今のところ、お勧めは花蓮と小琉球です。台北では意外とないです。高くて和食は食べてないせいもありますが。

ちなみに刺身は中国語で生魚片です。わかりやすいですね。

盛り付けと醤油はちょっとでしたが、旨い
マグロ@小琉球

Wednesday, April 10, 2013

和書を書き始めました。今月中のゼロ稿が目標。

ジョグ9㌔

東港といえばマグロ

Tuesday, April 9, 2013

本日は、和書の章立てに基づき、必要な情報をピックアップしていたら、意外とページ数の上限に達してしまうことが判明した。編集者の言う通りだった。章立てから考え直さないといけない。

論文を紹介するときの心得に関するスライドを簡単に作りました(ここではなくラボで公開しました)。まずは、その論文をなぜ選んだのかを説明できるようにしましょう。自分の研究には多少とも関係あるはずなので、どのように関係あるのか、その前提として自分の研究(もしくは計画)はどのようなものなのか、それから論文の内容を紹介して、最後には自分の研究にどう活かせそうなのか、何を学べたのかを伝えられるようにしましょう。

自分の研究における問題や仮説をできるだけ具体的にしないと、紹介論文との関係が明確になりません。魚に興味があるので最近の魚の論文を紹介します、だけでは聞き手はモヤモヤしてしまいます(ここでは魚の変わりに何とか現象でも何とか仮説でも同じです)。論文紹介では、ここのプロセスが意外と重要だと思います。自分の研究のイントロや議論を考え、それを皆で話す機会になります。

自分(もしくは研究室)の研究対象やシステムに応用できる新しい技術を紹介するというパターンの論文紹介もよくあります。その場合は、自分の研究のオリジナリティを明確に説明できないと、じゃあコピー研究をしているの(するつもりなの)?と思ってしまいます。新規性や違いを説明できないと、そういった論文紹介はかえってマイナスの印象です。やはり、論文紹介は自分の研究の立ち位置を考える良い機会になるのではないでしょうか。

おそらく多くの人が、論文紹介は自分の研究に進捗がないときの「逃げ」として使っているのではないかと思います。でも、他の人に時間を割いてもらって、集中して聞いてもらって、建設的な議論に参加してもらって、そうやってその時間を意義あるものにしようとするなら、論文紹介の準備は意外と難しいことなのです。

その上で、論文の中身をどのように紹介するか?ということを考えなくてはいけません。それはきっと自分の研究との関係性によって違ってくると思います。が、それはまた別の機会に。

花瓶岩@小琉球

Monday, April 8, 2013

カムバック・トゥ・ザ・リアリティ

査読論文を読みました。読んで、なんで自分のところに回ってきたのか推測できました。原稿の内容はあの人のテーマにとても近くて、それで最初はレフリーの依頼がその人に来たけど、でも忙しくて、そういうわけで自分を推薦してくれたということしょうか。受賞おめでとうございます。

原稿の内容は、ちょっとひどいですね。イントロでの先行研究のレビューは良いのですが、その直後に「本研究では・・・」って、何の問題に取り組んでいるのかよくわからなかったです。でももっと深刻な問題は、モデルの式が明らかに間違っていたことです。こういうことは誤植としてはよくあるのですが、その後の解析部分もそれを引きずっているようでした。結局、結論も不確かになってしまい。。。議論も結果のリピートだけで。大物の人が書いた内容とは思えなかったです。

午後はラボセミナー。セミナーの目的を今一度、確認したい。JC仮説は小空間・短時間スケールの話だけど、密度依存的な負の要因を考えているわけで、もっと大空間・長期間スケールの現象にも応用できないか妄想してみた。たとえば、新しい種は近縁種の周辺に誕生しやすくて、でも近すぎると競争や捕食が強いから(これで密度依存的な負の要因に相当)、結果として種の分布がレギュラーになるとか。。妄想ですが。

その後、学生と改訂の続き。何とか読める程度の形にまでまとまりまして、自分の任務は完了。

Sunday, April 7, 2013

Wednesday, April 3, 2013

大学についてから本日は休日だと気づきました。いつものごとく。

本日は和本の章立てを考えて、学生が来てから改訂の続き。レフリーへの返信レターを書きました。まだまだ完成ではないですが、ほかの共著者に読んでもらってコメントをもらえる程度には改善できたでしょうか。来週中の再投稿を目標にしたい。

そういうわけで明日からエスケープします。

温泉@陽明山のとある野渓

Tuesday, April 2, 2013

本日も学生と改訂作業の続き。本文は終わりまして(手付かずのメソッドは本人に任せるとして)、レフリーへの返信レターの書き方に入りました。とりあえず、「それは良い質問です」って言っちゃだめ。

和書のチャプター執筆依頼が舞い込んできました。こないだの学会の話。自分のウェブサイトは作ってみるものですね。締め切りは7月末。とりあえず今は置いておこう。

本業のモデル・DNAデータ解析に加えて、論文改訂・申請書・報告書・査読・和書。それと来週はセミナー発表。それぞれの仕事は大事なのだけれど、一度にたくさんの仕事が来るとエスケープ・フロム・ザ・リアリティしたくなてしまう。こんな処理能力で授業なんでできるのだろうか。

疲れた夜はお茶漬けと漬物で最高

ここ数カ月の円安がちょっとだけ反転

Monday, April 1, 2013

朝のうちにモデル解析を少し進めました。で、昼前から、学生と改定の続き。途中にラボセミナーを挟みまして、改定の続き。それと、学生が原稿を考えている間に、横でDNAデータの解析準備。ちょっと最近、立て込んでいます。それもこれも、タイミングの問題なのですが。

まず、学生は夏に海外の大学院にアプライする予定で、それを有利にするために業績を増やさなければいけません。論文が評定の80%を決めるそうで、今の改定が最後で最大のチャンスになります。彼の人生を決めるといっても過言ではなく、一刻も早くアクセプトをもらう必要があります。そういうわけで、何とか手助けできればと思っています。が、彼は昼にならないと姿を現さない。

それと、DNAデータの面倒を見てくれているポスドクの方はもうすぐアメリカに行きます。いつか行くとは行っていたけれど、こんなに急に予定は数日前に聞いてことで、こっちもビックリ。ビザや向こうの大学受け入れの問題で、日にちが決まらなかったそうです。そういうわけで、できるだけ早く多くの議論をしないといけません。

あと、シニカのポスドクの方が日本の学振ポジションに応募するようで、その申請のアドバイスもしています。こちらも、締め切り一週間前とうギリギリなスケジュール。なのに、原稿もまだできておらず、研究内容もはっきりせず、ちょっと危ない感じ。

トータルの感想として、こっちの人まったりしすぎ。

ついでに査読依頼も来た。以前に自分の論文でキー論文として引用した論文の大御所著者の人の投稿原稿のようで、断るわけにも行かない。それより何より、エディターが超大御所のオーストラリアの数理生物の人で(トータル被引用は2万回近くらしい)、その人がなぜ自分を指名しているか不明だけど、これはやるしかない。エイプリルフールは関係ないはず。世界のIWSさんが絡んでいる予感。


実験株の放置場所@低地の河川敷

Sunday, March 31, 2013

日本では今年度最後の日です。気がついたら。早い。そんな季節感もなく、一年の25%が過ぎたことにビックリして、あと一年しか身分保障がないことにただただ焦りを感じるだけです。

本日は大家さんと交渉しまして、家賃を500元値下げしてもらいました。

ノラ犬@陽明山1000m付近の霧の中

Saturday, March 30, 2013

本日は、CK研のフィールドに随行。陽明山に植物の植木鉢を置いてきました。これは、どこかほかの場所の株で、いわゆるコモンガーデンの移植実験です。植食者の選好性を見るようです。移植株は、陽明山の上の方(標高1000m越え)のところと、台北駅近くの淡水河沿いの河川敷におきました。標高が違うのは、この実験は気候変動に絡んだテーマだからです。(詳細は、長く書くのは面倒なので、想像してください)。

実証研究者のいう「簡単なフィールドワークだから」は、技術的には簡単でも、体力的、もしくは精神的に(寒さや雨にやられたり)それほど楽じゃないということが理論屋としてはこれまでもしばしばありまして、今回もそんなことを言われてどれほど大変なのかと心配していたのですが、車で植木鉢を運んで、途中で停車して、鉢を草むらに放置して、また車に乗り込むだけ。いやー、簡単でした。

午後は学生と改訂の続き。


Friday, March 29, 2013

本日も引き続き、学生と論文の改定作業の続き。基本的に学生が一度全部書き上げているのですが、それを一文一文、確認と訂正と、ついでに英語の書き方を教えます。revealとsuggestとinferは違う。

午後は最後の公募面接セミナーがありまして、歓迎パーティーをして、終わってから改訂作業の続き。M&Mまで完成。

生態学以外の人は、生態学の意味を誤解していることがよくあります。生態学は、生理学ではないし自然保護の学問でもありません。

さっそくPPMR論文IIのリクエストが来た。

Thursday, March 28, 2013

複数の研究を同時に進行することがよくあります。

というか、常にそうです。そうではない人もいるかもしれませんが、たいていの人は同時進行ではないでしょうか。人それぞれの理由があると思いますが、どういう理由なのでしょうか。
  1. 最も大きな理由としては、業績を増やさないと就職できないプレッシャーがあるからでしょうか。年に1本でもインパクトのある仕事をできれば十分なのかもしれませんが、それができない二流の自分は数を稼がないといけないのです。という強迫観念。
  2. それから、分野の違う人との共同研究は楽しい(ですよね)。だから、共同研究をしていると、自分のメインテーマ、他の人とのサブテーマ、他の人の為の補助とか、同時進行になります。
  3. タイミングの問題もあります。雑誌に投稿したり、人に読んでもらうと、数週間や数ヶ月も待たないといけないので、その間に次の研究を始めます。前の研究が戻ってきて、追加の解析などをすると、結果的に同時進行になります。
  4. 実証研究者の人だと、生き物を飼育したり実験デザインを組んでいたりするので、複数の実験を同時に進行させたほうが効率が良い場合があります(たぶん)。同時進行している間は実りがなくても、しばらく後で量産している人を何人か見てきました。
  5. それから、これが自分の場合、けっこうあるのですが、途中で飽きて次のテーマを探してしまう、です。飽きたというよりは、行き詰ったというというほうが正確な場合が多いかもしれませんが。なかなか進まないので、その間に他のことをして、アイディアが浮かぶのを待つという感じ。理論の場合、そういう人は多いのではないでしょうか。
本日は学生の改訂稿を読んで、その打ち合わせ。自分が学生のときは改訂もエディターへの返信レターの書き方も思考錯誤の独学で、それも良い部分はあるのかもしれないけれど、直接教えたほうが良いところもあるような気がします。教えるところと学ばせるべきところのバランスが難しい。どちらかに偏るのは簡単だけど。自分が教えてほしかった部分を教えたらよいのでしょうか。

こちらで興味深いというか、日本が特殊なのかよくわかりませんが、コレスポは基本的に指導教官がやることになっています。自分の場合、KTさんもYMMRさんもそんなこと何も言わなかったから、論文は主著者が投稿するものであり、コレスポなんていうシステムがあるなんて知らなかったなぁ。

Wednesday, March 27, 2013

文献漁りを数本追加。目を通す。

とりあえず多く読む。
大事だと思っているので2回言いました。論文をたくさん読むと、当初の予想外の別の問題を見つけることがあります。そうやって、次の新しい研究のネタを決めたりします。実証研究の人の研究発表を聞いたり議論をしながら数理モデルを考えることもありますが、自分の場合、論文を読みながらモデルを考えることもあります。先週からの文献漁りで、三個のネタが出てきました。でも、「考えたいけど、一人でやる時間が無い。でも、面白い問題だから早くやりたい」という感じで精神的に良くないです。

だれか数理モデルの得意な人いませんか?(つぶやいてください。)

ついでに宣伝ですが、PPMR論文IIがオンラインになりました。
Takefumi Nakazawa, Shin-ya Ohba, and Masayuki Ushio (2013) Predator–prey body size relationships when predators can consume prey larger than themselves. Biology Letters, on line first

サイズデータを眠らせている人いませんか?(つぶやいてください。)

サイズベースの個体群・群集生態学をしていると最近は言うようにしています。ここで「サイズ」とは「個体サイズ」であり、ステージや齢も含みます。ようは、個体成長と生活史サイクルを考えようということです。種の(平均)サイズを考えようと言っているわけではありません。種平均のサイズアプローチは時に誤解を招くというのが最近の定説です(詳しくは上の論文を読んでください)。

午前中は、海洋の公募面接のプレゼンがありました。カナダでポスドクをしている台湾人でした。風当たりが強かったような気がしますが、まぁどうなんでしょう。

午後はDNAデータの解析準備をして、夕方は学生の論文の打ち合わせ。こちらは早く終わらせないといけない。

某私大の農学部で公募バブルがあるようですが、出せる気が全くしません。

Tuesday, March 26, 2013

レビューは約60本弱に目を通して、ほぼ終了したことにします。もう大体ストーリーはできました。あとは原稿を書き始めてから、考えながら補足文献を探します。とりあえずモデルの構築と解析に着手できる段階に来たところでしょうか。モデルの解析は1年以上ぶりなので、楽しみにしています。他の仕事を忘れて没頭したい。

とりあえず多く読む
文献漁りをするときは、自分の話ととくに関係がありそうな論文を精読するのは勿論ですが、周辺の関連トピックであってもレビュー論文や多く引用されている論文にも全体的に目を通します。自分の話と直接的には関係がなくても、説得力のある話を構成するためには必要そうな情報が書かれていたりします。そういった情報はたった一行で書かれていたり、構想段階ではその重要性には気が付かなくても、あとで原稿の執筆中や改訂中に役に立つ情報がある気づくことがあります。だから、構想中の文献漁りでは、その時点で必要と思う以上の情報を集めるようにしています。自分でももういいんじゃないかなと思っても、とりあえず50本ぐらいを目処に読むことにしています。そのほうが結果的にはうまくいく様な気がします。急がば回れです。
補足文献を入れると100本くらいになります。この数字は新しいテーマを始めるときの目安にしています。理論以外の人はどうかわかりません。もしかしたらもっと少なくてもよいかもしれませんが、理論屋はテーマがころころ変わるので、その都度勉強しないといけないのです。

引用に着目する
それと、文献漁りをするときは、読んでいる論文の結論だけではなく、その中で他の論文をどのような文脈で引用しているのかをメモします。また、その後の他の論文でどのような文脈で引用されているのかもチェックします。そうして、文献漁りの標的となる論文を上に下に探しています。文献漁りをするときは論文検索システムでキーワードを使って論文を探すと思いますが、最初の数本はその通りですが、途中からは引用ネットワークを使って論文を探します。その方がその分野の知見や発展の歴史を体系的に得ることができると思うからです。

夕方は停滞気味のDNAデータの解析。今日は何とか進歩があり、データ解析の80%ぐらいのところまで目処が立ったのではないと思います。まだ結果も出ていないので先が長いです。生態学のとある人が、集団遺伝に手を出したらあっというまに2,3年なくなるっていっていたが、まさにその通りになってしまっている。

漫道コバヤシが最高に面白かった。ドラゴンボールのストーリー終了後のキャラクターの人生について、鳥山明が公式に答えている!ヤムチャはホストクラブで働いたり、天津飯は分身したり4本の手で農業をしたり、チャオズは超能力を使って大金を貯金しているらしい。まだ続くのかなー。

ジョグ5㌔
途中で雨が降ってきた。

Monday, March 25, 2013

文献を漁って今のところ約30本。イントロは頭の中でもう大体できている。あと20本に目を通して、モデルを作り始める。2本分の話になる予定。

午後は定例のラボセミナー。いよいよZがライフサイエンスの学生のお方が発表がうまいと明言してしまった。

またまた日本-台湾の航空路線が増えました。ニュース
エバー航空が4月から定期便の新設や増便で、日本線の運航便数は週67便、乗り入れ拠点は11カ所に増やす。4月3日に桃園~岡山(週2便)が、5月2日に桃園~旭川(週3便)がそれぞれ就航するほか、昨年10月に就航した桃園~函館は週2便から、5月1日以降は週4便に増やす。一方、中華航空は桃園~高松便を21日就航した。台湾と四国を結ぶ初の定期便だ。(中央社フォーカス台湾)

だそうです。

Sunday, March 24, 2013

見つからない文献を人に聞きまして、モデルにあてはまりそうな話をいただきました。モデルの一般性が上がりました。

最近、円高がちょっとだけ回復している。

散歩5㌔

Saturday, March 23, 2013

ひたすら論文を読みます。

裏門の入り口でジュースおばさんのジュースをやっと買うことができました。ドラゴンフルーツでしょうか、これは。何買おうか迷っていたら、なんか無理やりに、これにしときなさいって買わされました。一杯30元(約100円)。



Friday, March 22, 2013

論文を読んでいます。今日は良いレビュー論文を見つけて幸せな気分になりました。ついテンションが上がって、学生と論文の打ち合わせの話が自分の研究の話になってしまい、それを思い出して反省。

桃園(台北)-高松便が就航しました!
チャイナエアラインで毎週木、日曜の週2便。有り難い。これで何時でも美味しい讃岐うどんを食べられます。ちょっと検索してみた結果、台湾と日本の路線は2013年3月現在では以下の通りです。どんどん増えています。

桃園(台北)-旭川(木のみ)
桃園(台北)-釧路(金のみ)
桃園(台北)-帯広(水のみ)
桃園(台北)-新千歳(毎日)
桃園(台北)-函館(月・水・日)
桃園(台北)-仙台(木・日)
桃園(台北)-成田(毎日)
松山(台北)-羽田(毎日)
桃園(台北)-新潟(水・土)
桃園(台北)-静岡(火・木・金・土)
桃園(台北)-中部国際(毎日)
桃園(台北)-小松(毎日)
桃園(台北)-富山(月・金)
桃園(台北)-関西国際(毎日)
桃園(台北)-岡山(水・土)
桃園(台北)-広島(毎日)
桃園(台北)-高松(木・日)
桃園(台北)-福岡(毎日)
桃園(台北)-宮崎(水・土)
桃園(台北)-鹿児島(火・木・金・日)
桃園(台北)-那覇(毎日)

日本の皆さん、台湾へようこそ!

桃園(タウエン)は台北市街からバスで40分ぐらいのところにある国際空港で、松山(ションサン)は台北市内にある国内空港です。

ジョグ10㌔

Thursday, March 21, 2013

査読コメントを書いてさっそく送った。待ち時間10日なので早いほうがと思う。コメントは激辛だけど、日にちを延ばさないだけ優しいはずだ。いちおう再投稿OKにしてあげた。自分の仕事より人の仕事を優先させるというのは、全体の効率を上げるためになると何となく考えています。でも、これってちゃんと証明されている?

論文読み週間に入りました。

夕方から月一の分野横断の環境セミナー。本日は、人間社会の環境変動に対する脆弱性評価に関する文化人類学研究でした。vulnerabilityとかsensitivityとかadapationabilityとか定義が曖昧な気がするのですが、とある台湾の原住民の幾つかの集落でそれらを評価しています。生活基盤などの中身や農地状況など沢山の項目を文献調査とインタビューで数値化しているようですが、どのように標準化しているのかよくわかりませんでした。その辺も教授陣で議論していたようですが(中国語でよくわからなくて)、「一般化できるのか」とか、「その場所を選んだ理由は」とか。けっきょく社会科学はその辺では評価せず、n=1でも面白ければ評価されるし、統計も全然使わない気がします。どちらが正しいとかではなく、自然科学と社会科学の違いを感じます。

学部のときに自然科学と社会科学のギャップにびっくりした経験を思い出しました。実は、学部のときは文化人類学を副専攻としてやっていました。文献調査やインタビューもしました。自分で取ったデータをどのように一般化して議論するか悩んでいるときに、D院生と思われる、とあるRAの人が「そんなことを考えなくて良い。n=1が大事なんだ」みたいなことを言ったのでした。生態学を学び始めた自分にとって、その言葉はとてもショックで、いよいよ生態学や数理生物にのめり込んだ記憶が有ります。

文化人類学自体はとても面白くて、本を読んでも面白くて、そのときの教官が「文化人類学はどんなことでも研究対象になる」と言ったので、自分の興味のあることができるかもと思っていました。副専攻で自分は、滋賀県のとある鎮守の森の形成の歴史を調べていました。田舎では、田んぼの真ん中に小さくて密度の濃い森が残っている風景がよく見られます。その中にはたいてい神社があります。それが鎮守の森で、田んぼの開けた感じと、森の鬱蒼とした感じのコントラストを遠くから見ると、何ともいえない、不思議な気持ちというか、ノスタルジーを感じます(よね)。よく考えてみると、この構造はとても不思議で、周囲は田んぼで開拓しているのに、森は大事な場所として守っているように見えます。

鎮守の森は神聖なのか、そうではないのか?田んぼを守るための森という解釈もありますが、歴史を見ていくと、森や林を開墾して神社の周囲だけ残したという経緯があったりします。「森」は「杜」で神様の家という意味がありますので、神聖な場所を人間が開いたというわけです。これは良い悪いのか。食料事情もあり開墾しなければいけないので、その代わりに、残った森を大事に扱うというのが日本人の精神なのではないかというのが自分の仮説でした。

(※ 学部生の解釈なので信じないでください)

実は似たような話はモンゴルの家畜にも当てはまるようです。モンゴルでは、大きな牛や馬(特にメスや威厳が有るように見えるオスも)は大事に扱われるようで、野生で見つけても狩ったりしないそうです。それは、他の個体を殺すことに対する代償だったりするようです。その辺の議論を一般化するときに、先の言葉を言われた次第であります。

Wednesday, March 20, 2013

午前の公募面接セミナーを聞き逃した。ただ忘れてただけです。とても楽しみにしていただけに残念。しかも面白かったらしいし。最近ぼけてるなぁ。

査読原稿を再読。コメントを書きはじめる。

また美味しい水餃子のお店を見つけてしまった。

Tuesday, March 19, 2013

進化は種の存続のためと考えている人が時々いて悲しくなることがあります(よね)。実際には、自然選択は種ではなくて個体に働くものと現代の生物学は考えています。一部ではまだ定着していないかもしれませんが、学問上はもう常識のはずです(よね)。

ところが、生態学は個体ではなく基本的にを基本に考えています(種の定義の問題は置いといて)。例えば、
競争排除則
「同じニッチ(生態的地位)にある複数のは、安定的に共存できない」
食物網は「生物群集内での生物の捕食(食べる)・被食(食べられる)という点に着目し、それぞれの生物群集における生物種間の関係」

ウィキで申し訳ないですが。

だから何だってことはないのですが、相互作用だって本当は個体間で働いてるのだから、改めて考えると何かとてもモヤモヤして気持ち悪くなってくるのです。別に個体ベースモデルをしよう、って言っているわけではなくて。でも何となく、「自然選択は種ではなく個体に働く」と言っているのに、どういう理由で生態学者は種を基本に考えているのだろうか。便宜上?基本のプロセスは個体ベースになっているから問題なし?たぶん、僕の考えすぎなのかもしれないけれど。そんなことを考えていて、昨日のセミナーをさぼってしまいました。もしかしたらサイズベースの生態学はこの問題をクリアできるのかもしれないかな。

某所で発表予定のスライドは概ね完成したことにします。時間は1時間くらいということで、スライドは60枚弱。疲れた。

夜はCK研のラボセミナー。18時半~21時。M1院生も増えたりM2に進級したりで、なかなかハードなセミナーになってきました。今月末にフィールド調査に連れてってもらうことに。

グーグルで「ラーメン、つけ麺、僕イクメン」で5000件以上もヒットして、自分の発想の陳腐さにがっかり。

Monday, March 18, 2013

WBC負けた。ガオピーア。

産経新聞
湖底遺跡、変色、エビ大量死500匹…これが琵琶湖の底、新型ロボが発見

ヨコエビはエビじゃない(何度言ったらわかるんだー)

Uしが育休を取ることになったらしい。「ラーメン、付け麺、ぼくイクメン」って今度、会ったら言ってもらうんだ。

短パン部の活動が始めりました。

ジョグ10㌔

Sunday, March 17, 2013

朝から野球かと思っていたら、時差の関係で日付は明日だった。早起きしたのに。

学会の感想で書き忘れたこと。

30回くらい、MK研ですか?って聞かれました。とくに初対面の人で、名札を見せたとき。知り合いの人にも言われました。最後のほうはめんどくさくて、えへへ、とか笑いながらMK研ってことになってたかもしれないです。早くJSPSの採用者名簿を更新してほしい。

Saturday, March 16, 2013

家でおとなしくスライド作り。

また面白そうなレビュー論文が出ました。
Tack AJM, Dicke M (2013) Plant pathogens structure arthropod communities across multiple spatial and temporal scales. Funct Ecol, in press

まだ読んでいないのですが。病気に感染すると、植物の形質が変わって、昆虫群集も変わって、一方で媒介者である昆虫の分散行動も変わって、いろいろと面白くなるのだと思います。こっちのネタも考えたいのですが時間がない。学生がいたらやってほしい。

そういえば、グーグルリーダーが7月に終わるらしいですね。参りました。
google reader後を考える

とある研究者のブログでも。
The terrifying death of Google Reader

Friday, March 15, 2013

発表スライド作りに勤しんでいます。

最近、挑戦しているスライドの作り方があります。普通は、椅子に座ってパワポと睨めっこしながらストーリーを考えると思いますが、そうではなくて、デスクから離れた場所で、例えば散歩しながらとか、ジョギングしながらとか、大学と家の往復を歩いている時間にストーリーを考えるようにしています。ようは、パワポを見ずにストーリーを考えます。どうしてかというと、PCモニターを見ながら考えると、「どのように図表や絵を見せたいのか」を考えることが目的になってしまい、伝えるべき大事なメッセージが曖昧になってしまう気がするからです。しかも、論理も分かりにくくなる気がします。

そうではなくて、誰かと話しているような感覚で、その人に説明するように、外で歩きながらストーリーを作ります。だから、視覚ではなくて、ロジックの分かりやすさを考えます。その上で、こんな図表があったらもっと伝わるのにという場面がありますので、そうしたらどの図表を出すのかを考え、デスクに戻って作成します。要は、手持ちの図表やデータありきストーリーを作るのではなく、ストーリーをまずは作ってから効果的な図表を作るという順番です。時間の節約にもなるのではないかと期待しています。某ジョブズの真似をしているわけではなく、そのほうがストーリーを効率よく作れる気がするからです。

散歩に行ってきます。

夜は南投人の人たちと飲みすぎた。永康街にあるマイナス20度のロシアンバーで、学生がウォッカで撃沈。

Thursday, March 14, 2013

学会の感想の続き。

5月に台湾で虫取りを手伝ったときの論文がもう出たこと聞きました。
Yamazaki E, Kawakita A, Sakai S (2013) Modified leaves with disk-shaped nectaries of Macaranga sinensis (Euphorbiaceae) provide reward for pollinators. Am J Bot 100: 628-632.

目的も聞かずに網を振っただけで(ちゃんと捕獲しました)、論文も読んでいないので結果はよくわからないのですが、何かの植物の送粉者を見つけたようです。謝辞だけ確認。仕事が早い!

本日は、某所で発表予定のスライド作りに手を付けつつ、行き詰って、査読原稿に目を通すことに。まぁ、複雑なデータデザインで、読みにくいし、わかりにくいし、仮説も無いし、先行研究と同じって言うだけでだけで、まぁよくあるパタンです。解析方法にも問題あるようで、せっかくの良いデータセットなのに勿体ない。とりあえず、スライド初版を完成させよう。

昨日雨が降ったので、空気も綺麗になっているだろうし、ジョグ10㌔

そろそろ玉山行くころ?

水生生物の生態系サービスの調査風景@沼津
健全なシステムでした。