というか、常にそうです。そうではない人もいるかもしれませんが、たいていの人は同時進行ではないでしょうか。人それぞれの理由があると思いますが、どういう理由なのでしょうか。
- 最も大きな理由としては、業績を増やさないと就職できないプレッシャーがあるからでしょうか。年に1本でもインパクトのある仕事をできれば十分なのかもしれませんが、それができない二流の自分は数を稼がないといけないのです。という強迫観念。
- それから、分野の違う人との共同研究は楽しい(ですよね)。だから、共同研究をしていると、自分のメインテーマ、他の人とのサブテーマ、他の人の為の補助とか、同時進行になります。
- タイミングの問題もあります。雑誌に投稿したり、人に読んでもらうと、数週間や数ヶ月も待たないといけないので、その間に次の研究を始めます。前の研究が戻ってきて、追加の解析などをすると、結果的に同時進行になります。
- 実証研究者の人だと、生き物を飼育したり実験デザインを組んでいたりするので、複数の実験を同時に進行させたほうが効率が良い場合があります(たぶん)。同時進行している間は実りがなくても、しばらく後で量産している人を何人か見てきました。
- それから、これが自分の場合、けっこうあるのですが、途中で飽きて次のテーマを探してしまう、です。飽きたというよりは、行き詰ったというというほうが正確な場合が多いかもしれませんが。なかなか進まないので、その間に他のことをして、アイディアが浮かぶのを待つという感じ。理論の場合、そういう人は多いのではないでしょうか。
こちらで興味深いというか、日本が特殊なのかよくわかりませんが、コレスポは基本的に指導教官がやることになっています。自分の場合、KTさんもYMMRさんもそんなこと何も言わなかったから、論文は主著者が投稿するものであり、コレスポなんていうシステムがあるなんて知らなかったなぁ。
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