Monday, April 29, 2013

日本ではGWが始まったとニュースで見て、そういえばGWなんだって思いました。体内カレンダーも少しずつ台湾仕様になってきています。いろんな情報は入ってくるけれど、日本の空気みたいなものを感じられなくて、もう何年もしたら浦島太郎状態になるのではないかとちょっと不安だったりもします。

本日の和文は1セクションが書けたので大満足。そろそろ後半戦に入ってきましたが、文字制限が厳しくなってきたので、とりあえず全部書いて、後で圧縮する感じにします。来週中のゼロ稿完成が目標。

午後は定例のラボセミナー。セミナーでは発表者は研究の進捗状況だったり自身の研究に関係ある論文を紹介するのですが、最近はセミナーの前に発表者がアブストを全員に送るようにしています。当たり前ですよね。それでも前日に論文紹介の論文を送られて困ったりするのですが。ですが、今回の一人の発表者が論文紹介の案内で「この論文を紹介します。なぜなら著者らは自分と似たようなことをしているから」みたいな案内が来ました。このパタンです。それで、思わず彼に返信をしました。「君の研究は対象を変えただけのコピーではないのか?しかもオリジナル論文は20年以上前なのに、なぜそんな古い論文のコピーをするのか?最近の手法はどうなっているのか?君のオリジナリティーは何なのか?」。でも、彼の返信は自分の手法とシミラーだからを繰り返すだけ。もう一度、彼に返信をしました。理解してくれたのかどうかはわかりませんが、本日彼は発表をしませんでした。自分の聞き方に問題があったのかもしれませんが、あのまま発表していたら批判の的になったのではないかと思います。セミナーは戦場という意見に同意します。話し手としても聞き手としても中途半端では臨めない(でも、あるレベルの理解を参加者で共有してしまえば、セミナーなんて飲み会みたいに気楽な感じでやりたいという思いもあるのですが)。

別にケーススタディーの価値を否定しているわけではないです。コピー研究でも自分でやる分には楽しいし。全ての研究が概念的に新規なんて、そんなんありえないって思っています。重要なのは、それが概念的に新規なのか、ケーススタディーとしての価値を持っているのか否か、本人が理解しているかどうかだと思います。ケーススタディとして価値があるならやるべきだし、価値がないと自覚していてもやりたいというならそれは本人の自由だし。でも、自覚なく、結果として価値のないケーススタディになってしまうのは残念でしかたない。こちらではよくあるパタンなのですが。

No comments:

Post a Comment