Friday, August 31, 2012

喝酒心理学

イントロでは何を説明すべきかを考えているときに、胃内容論文がまたリジェクトされました。PPMR論文IIについても、共著者からイントロがイマイチとコメント。ちょっと自信喪失。食事の誘いに来た学生にその話をしたら、「ちょっと待ってください」と言って部屋を出て行って、しばらくしてビールを持って戻ってきた。それから少し、彼の研究相談をしました。

彼とはときどき飲みに出かけますが、いつも雨が降ります。8月中は4/4で100%でした。悪いことをするから(論文を片付ける前に飲みに行くから)ばちがあたったんだと笑いながら結局は飲むわけですが、今日ビールを手に戻ってきた彼はやっぱりずぶ濡れでした。突発的などしゃぶりにやられたようです。スコールでしょうか。

実際の頻度がそれほど高くなくても、印象深い現象はよくあることとして記憶に残る、とかそんな心理学的な現象があったような気がします。例えば、「駅のホームに着くといつも電車が出発した直後だった」みたいな。「雨男」もそれに近い話かもしれません。「ある人とビールを飲もうとすると雨に降られる」というのもその類なのだろうか。でも、確率が高すぎる。。

お酒を飲む頻度、仕事の自己評価、体感的な幸運の程度には何か相関がありますか。

夏休みの仕事が終わらない。


Thursday, August 30, 2012

宝物にはどれだけの価値があるのか

来週からまた有志の輪読が始まりそう。忙しいので今回は参加するか未定。とりあえず1回目だけ様子を見ることにする。

科学研究が新しい穴を掘って今まで見えなかった何か新しいものを見つける作業だとしたら、知らないことは無限にあるので、そのだだっ広い土地で「なぜそこに穴を掘ろうとするのか」、イントロでは動機を説明します。以下のような説明はおかしいですよね。
  1. 穴を掘るのが好きだから
  2. ここに穴がないから
  3. みんな掘ってるから
  4. 新しいシャベルを手に入れたから
これらは次のような意味になります。
  1. 興味があるから
  2. 先行研究がないから
  3. 流行り/ラボプロジェクトだから
  4. 新しい手法を試すため
つまり、これらの情報はイントロでは必要にはなっても、十分ではありません。聴衆が知りたいこと(知りたいと思うべきこと)は以下のような事柄です。
  • 宝物があること
  • どれくらの価値なのか
  • 誰も掘り当てていないのか(「穴がない」ではない)
  • もし他の人が失敗したらな、自分には見つけられる理由は何か
  • それらの証拠
つまり、何を発見したいのか、その重要性や新規性、自分の研究の利点など。説明の際には、先行論文を使って信用できるロジックを積み上げることが大切です。

セミナースライドはだいたい完成しました。約50枚。他の場所でも使い回さないともったいない感じです。40分くらいで話し終わるように中身を調整します。笑いは心配ないでしょう。

Wednesday, August 29, 2012

電脳滑鼠

PPMR論文IIを共著者に送りました。さっそくコメントが返ってきました。来週中に投稿するのが目標です。それと、セミナーのスライドも作らないといけません。

無線マウスの電池(Xとする)が切れて、新しい電池(Yとする)を入れても作動せず、マウスが壊れたかなと思い、新しい無線マウスを買ったけど、やっぱり作動せず。電子辞書の電池(Z)を古いマウスに入れたら作動した。電池XとYは一緒に買ったもので、Zよりも新しい。まさかの電池故障説。

余ったマウスは廊下に設置されたネズミ捕りかごに入れておこうか検討している。

集集駅から少し離れたところにある武昌宮。1999年の921大地震で1階部分が崩れました。それをそのまま保存してあります。この大地震は集集大地震とも呼ばれているみたいです。



Tuesday, August 28, 2012

なぜそこに穴を掘るのか

来週のセミナーは自分の番のようです。連絡はありませんが、9月のカレンダーを見たら、チェックしてありました。用意をしないといけません。たぶん、予定変更なしで、自分の番なのでしょう。研究ネタでも良いのですが、新学期になって1ヶ月、気楽なセミナーを続けていたのですが、今一度、研究発表のやり方を確認したいと思います。老師二人がいまだ不在なのですが。今回は(次回はたぶんありませんが)、新入生を対象に「論文やプレゼンにおけるイントロとは何か」というテーマで話そうと思います。別に特別なテクニックを話すわけではなく、ごく基本的な確認です。ですが、最初の頃ってそういうのは知らないのですよね。大事なわりに、学ぶ機会もありません。こういうのは結局は各自で試行錯誤して得るものだと思いますが、そのきっかけにでもなれば良いです。そういうわけで、スライドを準備するのですが、その自分の発表のイントロをどうしようか悩んでいます。

パッションフルーツのビールでございます。やっぱりチューハイですね。パッションフルーツは緑茶で割って飲むのがおいしいです。百香緑茶。こちらでは定番メニューです。


Monday, August 27, 2012

エア論文執筆

本日は定例のラボセミナーでした。(一週間が過ぎるのが早すぎる。)論文紹介では論文の朗読をしてはいけません。普通に読んでも理解するのに時間がかかるのに、関連知識のない人が聞くだけで理解できるわけがありません。面白くて、重要そうな論文をシェアするのは大切なことです。どこか理解できないのかを皆で議論すればよいと思います。理解したふりをして紹介しても、誰も何も得るものはありません。なぜそれが面白そうで、重要そうと思ったのか。それが疑問でした。でも、一部の人が方法論や結果の解釈に質問するばかり。聴衆を満足させなければ叩かれるぐらいのほうが話し方や聞き方のスキルも上達すると思うし、自分は好きです。

論文を書くとき、ちょっとでも引っかかる箇所があると、考え直すようにします。原稿とひたすら睨めっこをしたり、ネットで似たような表現を探します。論文を書く技術は上達したはずなのですが、時間はかかるようになった気がします。以前なら、意味は通じるだろう、校閲や共著者のコメントで何とかなるだろう、そう考えて、途中で諦めて脱稿していたのかもしれません。もしくは、この表現はベストじゃないかも、と気づくアンテナの感度が良くなったのかもしれません。そして最近では、論文の推敲を重ねていると原稿全文をほぼ丸暗記するようになりました。歩きながら、頭の中でロジックを作り原稿を書いています。たぶん疲れています。

改行の仕方を改めました。

南北線の途中から山地へ走るローカル集集線の終着駅、車程


Sunday, August 26, 2012

夏が終わる気配

9月になっても、10月になっても、まだ暑いだろうけど。

マンゴーの季節が終わってしまう。


PPMR論文IIの改訂がほぼ終わりました。

最初は短報のつもりでしたが、リジェクトされてしまい。

短報を出せる場所が他にないので、レギュラー記事で出すことにしようと思います。

短くても普通の記事として出している雑誌がいくつかあります。

あそことか、あそことか。

(リジェクトされたら恥ずかしいので、書きません。)

あとはサイズ関連の話が好きなところですかね。

Oecologiaは理論論文は受け付けないという態度の悪い雑誌です。

なので、ここは考えてもいませんでした。

オープンジャーナルは最終手段にしておこうと思います。

これを投稿して一段落したら、やっとDNAデータに着手できるだろうか。


南にそれた台風が、北の台風に引っ張られて、ぐるっと回って北上するらしい。

南部は同じ台風に2回も襲われる。


Saturday, August 25, 2012

ピークは越えた?

Zと学生の原稿を読んでコメントをする。

2年前に修士を取って、一年間兵役に行って、去年Dに復帰した学生の修論。

良い雑誌に載りそうな気もします。


夜、帰宅途中に外の温度計の電光掲示板を見たら28度だった。

少しずつ暑さも和らいでいくのでしょうか。

たぶん、そんなに甘くはないかも。


港町の鹿港ではエビもイカも具が大きいです。


Friday, August 24, 2012

組み合わせ

2つ大きなキーワードを並べると、新ネタができます。

  1. 「気候変動」+「生態系機能」
  2. 「気候変動」+「メタ群集」
  3. 「気候変動」+「侵入」
  4. 「気候変動」+「病気」
  5. 「体サイズ」+「生態系機能」
  6. 「体サイズ」+「メタ群集」
  7. 「体サイズ」+「侵入」
  8. 「体サイズ」+「病気」
  9. 「メタ群集」+「生態系機能」
  10. 「メタ群集」+「侵入」
  11. 「メタ群集」+「病気」
  12. 「侵入」+「生態系機能」
  13. 「侵入」+「病気」
  14. 「病気」+「生態系機能」

6つのキーワードから面白そうなテーマが14個もできました。

おそらく、どれもまだ確立していないテーマです。

現在の理解はどうなっているのでしょうか。

キーワードはたくさんあります。

「適応」や「確率」、「空間」、「性」。

もう少し具体的に、「~仮説」や「~モデル」などなど。

組み合わせを考えると、可能性は無限大。

(成熟したテーマになる可能性もありますが、「気候変動」と「体サイズ」とか)

そんな場合でも、文献レビューや集団議論なら勉強になるかもしれません。

生態学辞典から適当に言葉を拾って、学生と一緒にやったら面白そうです。


本日はCK研のラボセミナー。

気候変動と生態系機能の話。

OGSさん(間接効果)を台湾に招待したがっています。

一つ目の台風は南へ行き、2つ目は北へ。

幸いにも台北はちょっと風が強くてちょっと小雨が降る程度。



Thursday, August 23, 2012

台風接近中

速度を落としながら接近してきて、その後にもう一つがやってきて。

おー、やばい感じです。

8月、多いような気がします。


Wednesday, August 22, 2012

集集

翌日は集集線へ。

南北に走るメイン鉄道から山地へ伸びるローカル線です。

ここは以前にも来たことがあるのですが、行きそびれた場所がありまして。

特有生物研究保育中心(Endemic Species Research Institute)

英語のほうが意味が通じるかも。

(ちょっと訳がかみ合っていない気もしますが)。

保育はこちらでは保全の意味です。

一般向けの博物館ですが、教育館という名前の通り、勉強になると思います。

食物連鎖だけじゃなくて、食物網の解説もあります。

台中の国立自然科学博物館では、食物連鎖だけでがっかりした記憶があります。

相互作用の多様性も解説してありました。

何より、台湾の生き物を勉強するには良いところかもしれません。

解説のしてくれる人が欲しかった。

それから、集集線周辺のぶらついて回台北。



Tuesday, August 21, 2012

鹿港

正式にPPMR論文IIがリジェクトされました。

共著者に連絡。

10日前からそうだろうなと覚悟していましたが、いざ来ると凹みます。

憂鬱な朝ですが、本日は予定通り8月の旅へ出発ました。

雲林・彰化・南投の3県の県境のあたりを攻めてきました。

まずは鹿港へ。

ここは有名な老街があります。

レンガ作りの路地が入り組んでいます。

一番の観光名所は摸乳巷

幅は30cmぐらい、長さは100mほどでしょうか。

すれ違うのも一苦労な「胸に触れる小道」らしいです。

変な期待もしてしましますが、観光客の皆さんはちゃんとしていました。

向こうから人が来ているときは、その人が出てから入ります。

週末ならもっと人が多くて面白いかもしれません。

それと、鹿港はその名の通り、港町なので、海鮮が豊富。

(鹿の由来は知りません)

カキ、エビ、イカを堪能しました。

それから、古坑へ行きました。

ここは台湾コーヒーの名産地です。

特に、古坑産は昭和天皇献上品だったそうです。

飲んで、豆を買ってきました。


Monday, August 20, 2012

定例ラボセミナー

本日は老師が三人とも居ないので、自分が仕切ることに。

一人目は簡単なモデルシミュレーションの結果の紹介。

面白いのではないかと思います。

二人目は論文紹介。

なぜその論文を紹介したのか。

その手法をやろうと思っているのか?

どのヘンに興味を持ったのか?

いろいろ質問したけど、腑に落ちない。

前にラボに居たポスドクも同じことしてましたよ、というレスポンス。

そう。

だから、何で同じことをしようとしてるの?

学期始めですし、発表のやり方から確認した方が良いと思います。

Sunday, August 19, 2012

論文之路

イントロがうまく書けない。

書いても、しばらくしたらイマイチ感が出てきて、書き直す。

でも、やっぱりイマイチ。

ここ数日、その繰り返し。

夏バテかもしれない。

うな重を食べに中山へ。

満足したので、帰りは家までは歩いてみる。

途中の官庁街で、文学之路とある歩道を発見。

意味は良く分からないけど、何やら美しい文章がずっと続いている。

読みながら帰る。

でも、中正記念堂あたりで暑くて断念。




Saturday, August 18, 2012

七夕(旧暦)

長澤まさみ台湾進出

北京語でドラマをやるらしい。

凄い。

4ヵ月半も台湾に滞在予定らしい。

行きつけの小籠包屋さんに行ったら、隣にいたりして。

たぶん、一度くらいすれ違うだろうか。

どうしよう。

でも、撮影は市内じゃないかも。

そんなことを考えていたら、花火を見に行くのを忘れてしまった。

2012台北大稲埕花火大会


Friday, August 17, 2012

新品上市

午前中に輪読と論文紹介して、隣研究室の人たちとピッツァへ。

ご馳走になりました。


午後からはCK研のセミナーへ。

森林出身でなぜか海洋にいる学生が興味あるというので、連れて行きました。

積極的に質問して、レギュラー参加するらしい。

頼もしい。

向こうにとっても刺激になることでしょう。


マンゴーパイナップルに続き、台湾ビールの新作が出ました。

モモビール。

アルコール度数2.5。

ただただ甘い。

ビールというかチュウハイですね。


Thursday, August 16, 2012

牛丼復活!

GCOE本をOさんに送って、明日の輪読の章と関連論文に目を通す。

PPMR論文はまだ生き残っていますが、時間の問題だと思われます。

改訂の方針を検討し始めます。


たしか、今日は京都の大文字の日のはず。

K大には9年いたはずですが、ずっと滋賀にいたので実は一度も見たことがありません。

祇園祭も11月祭も見たことがありません。

見たいとも思いましたが、思ったほど感動しない気がして。

でもそれではいけないと思い、台湾では積極的に遠征に出かけるようにしています。


待望の牛丼復活

いつの間にか。


Wednesday, August 15, 2012

終戦記念日

午前中にGCOE本の改訂を終えて、蕎麦を茹でて家でまったり。

本日はそんな気分。

久しぶりのジョグ10㌔

だめだめだ。

先日の台風での氾濫のせいで、河川差インクリングコースの臭いがきつい。


Tuesday, August 14, 2012

GDPが増えるとメダルが増える

GCOE本のアブストを書いて、他もだいたい直しました。

実例の紹介だけが厄介です。

もしあれば欲しい程度のコメントでしたが、無いと言うだけでは。

それと、学生の論文にも目を通して、2時間ほどディスカッションしました。


それから ちょっと気になって、しょーもない図を作ってしまった。

各国のGDPとオリンピックメダル総数の関係

×印は日本です。

予測値よりも少ない気がしますね。

データ元はロンドン五輪委員会国際通貨基金

2011年GDPを使おうと思ったけど、エクセルがうまく読んでくれなかったので。

あとは人口を考慮に入れたいです。

そんなことを考えていたら、やっぱりそんな研究もうありました。

Bernard AB & Busse MR (2004) Who wins the Olympic games: economics resources and medal totals. 86:413-417.


以前にも似たようなことをしていますね。

「医学が発達するとガンで死ぬ」


現実逃避のようです。

みなさん、お盆はいかがお過ごしですか。



Monday, August 13, 2012

What is your advantage?

胃内容論文を投稿しました。

改訂中に解析の誤り気が付き、予想以上に時間がかかってしまいました。

でも、ひとまず肩の荷が下りました。

繁殖干渉論文も投稿されたようです。

GCOE本の改訂に取り掛かることにします。

アブストは不要と言われ、せっかく書いたのに一度は削除され、でもやっぱり要るらしい。

今週以内の投稿を目標にします。

そんなこんなで先月投稿したPPMR論文IIの査読経過をチェックしたら、完了していた。

エディターが決まって、約1ヶ月で決定レターが投稿されている。

これはエディターリジェクトの可能性。

参った。

次はどこに投稿しましょうか。


本日は毎週のラボセミナー。

3人が進捗状況の報告や論文紹介をします。

なんか最近、物足りない。

これは先週も思った事で、学生の論文を読んでも思うこと。

たぶん、みんな自分の研究の面白さをちゃんと認識していない。

イントロでは関連する研究を羅列するだけ。

ディスカッションでは図表の解釈をするだけ。

目的は手法を要約するだけ。

何が問題で、自分の研究の何が新しくて、結果の解釈にはどういう意味があるのか。

明確な言葉で伝えきれていない。

聴衆や読者は勝手に想像して理解してくれると何となく期待している。

相手は自分に興味があって、知識も豊富で、理解する努力をしてくれると期待している。

そんなわけはない。

相手は無関心で、無知で、隙あらば他のこと(自分の研究や晩飯メニュー)を考える。

言わなければ(書かなければ)伝わらない。

まずは自分の研究のAdvantageとNoveltyを考え抜くこと。

そして、それを短く誰にも分かる言葉で言える(書ける)ようにすること。

自動的に、発表や原稿が面白くなるはず。


まぁ、エディターリジェクトに怯えている身で偉そうなことは言えないのですが。

Sunday, August 12, 2012

按摩

日本ではお盆休みということに気が付き、

今週は異様に肩が凝るので、休養日にしてマッサージに行ってきました。

台湾に観光で来る人は足裏とかが定番かもしれませんが、

現地の人はあまりマッサージには行きません。

あれはおそらく観光産業です。

値段も物価に比べると高いですし。

(日本よりは安いですが)

それより、針や灸などの東洋医学の病院がけっこうあります。

専門の大学もあるようです。

以前、Zも首筋に真っ赤な痣があったので聞いてみたら、カッピングでした(閲覧注意)。

「科学的には分からないけど、効くんだよ」と言ってました。

そういわけで、とりあえず、日本語が通じて評判の良いところへ。

マッサージはやっている間は気持ちいいですが、根本的には直らないですよね。


Saturday, August 11, 2012

コミケ

本日は年に数回の台湾コミックマーケットの日です。

海洋横の体育館に台湾全土(?)から人が集まります。

朝から行列を作って、入場を待っています。

今回はちょっと長い気がします。

行列は会場からキャンパス内をうねうね伸びて、図書館まで行き、

椰子の木ロードを正門付近まであります。

それとは別の行列も2,3本あります。

何かのコスプレした人たちが大勢いて、付近は異様な雰囲気です。

写真を撮っても良いのですが、躊躇してしまいます。

やっと胃内容論文を共著者に送る。

Friday, August 10, 2012

味は美味しいですよ

午前中は輪読での発表。

3章の要約と、最近のレビュー2本と、進化が絡んだ自分の論文2本を紹介。

有志4人だけの小規模ミーティング。

ディスカッションというより、ただの雑談。

午後は胃内容論文の改訂。

第一、第二著者の2人の学生をイーブン寄与にすることにする。

(利他的、互恵的な業績倍増戦略みたい)


「でも、匂いは臭いですよ」と聞こえてくる。

日本語は難しい。


Thursday, August 9, 2012

ネタ打ち合わせ

学生と打ち合わせをして、ついでに彼の新ネタの相談。

晩飯をはさんで、カフェに行って、いつの間にか6時間ぐらい経ってしまった。

最近ちょくちょく相談に乗っています。

彼の専門は生物統計ですが、一つの方向として数理モデルを考えているようです。

で、いろいろなアイディアを僕に披露してくれるわけです。

だいたいは先行研究があったり、それに近いもの・予測可能なものだったりします。

実証・応用と基礎理論では、面白いと思う基準が違うということは良くあります。

でも、今回は面白そうな予感がします。

ただ、もしこのネタを先に進めるなら、相談相手は他の人が良いかもしれない。

なので、近々連絡します。


工事中のため、男子トイレは半露天になりました。


Wednesday, August 8, 2012

内輪ネタ

個体群生態学会の会報が届きました。

ちょっと分厚くて、何やら会員による研究・研究室紹介で中身が充実しています。

そして、面白いです。

UTMさんのフィンランド紀行は水曜どうでしょうを彷彿とさせます。

KGW君は研究室紹介をしつつ、TKMTさんの裏の姿を面白く書いています。

IKMTさんはひたすらOGSさんの暴露です。

でも編集がISHRさんなので問題ないです。

受賞おめでとうございます。


現在、研究室の周辺では大工事が行われています。

海洋の建物全体の耐震補強のためのようです。

現場はご覧の有り様。

右側のドアが自分がいるポスドク部屋です。

本日はいよいよコンクリが投入されました。

早く終わってほしい。


Tuesday, August 7, 2012

こちらでの食事

昼飯はだいたい学食で済ましています。

新学期が始まったので、うまく時間をずらさないと混雑して大変です。

その反動かどうかはわかりませんかが、晩飯は美味しいものを食べたくなります。

台湾には美味しいものがたくさんあります。

なので、こちらでは自炊はほとんどしていません。

でも、外食ばかりかというと実はそれほど多くありません。

じゃあ、どうしているのかって?

持ち帰り(外帯)です。

ほとんどのレストランは持ち帰り対応ありです。

マンゴーかき氷もお持ち帰りです。

一杯350円くらい。


Monday, August 6, 2012

台風接近中

台風シーズンのようです。

本日からラボセミナーが始まりました。

で、タイムリーに動プラへの台風の影響という研究発表がありました。

栄養塩の回帰によるボトムアップと、捕食者の視界悪化のトップダウン。

効果の時間スケールによって、台風の効果の正負が違うかもしれない。

でも、隔週の定観では検出することは難しいかも。

台風が来ているから、明日からモニタリングに行くべき?


ところで、胃内容論文ですが、実はまだ投稿できていません。

生データと解析と原稿でサンプルサイズが違うことが判明したからです。

データの取りまとめと解析はそれぞれ違う学生がやっていて、

自分は彼らの結果にしたがって原稿を書くという役割になっています。

いつかの解析をしていて、そこどうなってるの?と聞くたびに問題が発生します。

そして、そのたびに原稿を修正します。

そういうわけで、自分で生データを再チェック。

データの個数が違ってたり、空欄があったり、最小値や最大値が原稿と違ってたり。

今まで投稿していたのが恐ろしい。

リジェクトされて良かったかも。

そういうわけで、データの再確認をしてもらうことに。


学生と晩飯。

旨い牛肉麺のお店を発見。

見逃していた。


Sunday, August 5, 2012

女子馬拉松

進化させるつもりが、バイオマスベースのモデルだったのでどうしよう。

無理やりやっても、解釈できるのかな。


頑張って探して、女子マラソンをネットで見れました。

家のネットは、大家さんがHiNetと契約していて、それで見られたようです。

倫敦奥運

もっと早く気づけばよかった。

結果は残念でした。

Saturday, August 4, 2012

統一発票

買い物をすると、レシートが発行されます。

日本ではすぐ捨てたり、受け取らなかったりします。

でも、台湾では受け取らないといけません。

家でも捨てずに2ヶ月ぐらいキープします。

なぜなら、それが宝くじになっているから。

統一発票といいます。

2ヶ月に一回、当たり番号が発表されます。

8桁の数字で打ってあって、最高で1000万元(今なら2600万円)。

下3桁が一致でも200元。

そうなると、消費者はレシート発行を要望するようになるとかで、

脱税防止と税収安定になっているそうです。

(詳しいメカニズムは分かりませんが)

ちょっと前に5-6月分の当選番号が発表されまして、400元当たりました。

郵便局や銀行で換金できます。


台中にあった国立台湾体育運動大学

オリンピック選手とか輩出しているんでしょうかね。

もう最近は諦め気味で見てないです。


Friday, August 3, 2012

台風一過

小学生のころは台風一家だと思ってましたよね。

胃内容論文のカラー印刷費用は、Oさんが援助してくれるようです。

助かります。

量的遺伝の文献を読んでいます。

全然わからん。

生態学に出てくる公式みたいのじゃなくて、導出のところから。

簡単な数学だと侮っていた。

Marine Biologyだけじゃなくて、Marine Ecologyって雑誌もあるんですね。



Thursday, August 2, 2012

台風停滞

台風のため台北市は休校です。

一般企業も休みです。

大型台風のため、全国的に休みの地域が多いようです。

また、豪雨や土砂崩れの被害も多く、ずっと報道されています。

そういうわけで本日も家に篭もって文献読み。

忘れていたGCOE本はマイナーリバイスで返ってきました。

胃内容論文には共著者からマイナーコメントだけで、もうすぐ投稿できそうです。

繁殖干渉論文もそろそろ投稿されるころでしょう。

まずは輪読発表の準備をしつつ、次に取り掛かる準備をしよう。

ガムテでガラス対策。



Wednesday, August 1, 2012

台風直撃

8月になりました。

こちらでは新年度の始まりですが、初日から嵐。

歩いて大学に行くだけで、全身ずぶ濡れです。

忙しすぎて、午前中にあった輪読を忘れてしまいました。

蕎麦を手に入れました。