Monday, December 31, 2012

今年ももうすぐ終わりです。今年は帰省できません。久しぶりに台湾で過ごす(新)正月です。今年は、4月に一年半ぶりに台湾に帰ってきました。でも大きな変化のある年だったかというと、そんなこともなく、仕事のほうもこなした感があります。一方で、やり残した仕事もあり、マンネリ・消化不良の一年だったような気がします。

2011年の年末
2010年の年末
2009年の年末

ジョギングのほうも毎年反省していますが、全く成長していないです。しばらくは満足のいくトレーニングはできそうにないです。

笑ってはいけないは、年明けにいちおう見ます。

Saturday, December 29, 2012

とりあえず、そばを茹でます。

来年、何年でしたっけ?

Friday, December 28, 2012

DNA実験の報告書を書かなければならないらしい。お金を貰ったんだから仕方ない。色んな人にお世話になったんだから仕方ない。でも、まだ結果が出ていない。締め切りまでに間に合いそうにない。

心にぐっと来る文章を見つけました。@アメリカポスドクの歩き方
きらびやかな研究者ではなく、むしろ落ちこぼれた研究者として、一瞬、一流になれるかも?って思ってしまった二流研究者として、消えそうなロウソクの炎のように残った「知への欲求」を消さないよう両手で囲いながら歩いています。

夜は、MKさん、YNYさん、学生とジンジャーダック鍋で忘年会。新年会の作戦を立てた。で、飲みすぎた。

みなさん、良い年を
新年快樂
m(_ _)m

Thursday, December 27, 2012

12月はDNAデータの解析を進めるはずだったのですが、教えてくれる人とスケジュールのすれ違いや色々なソフトウェアの都合があってなかなか始められなかった。で、本日やっと準備が整いまして始めようと思うのですが、明日が一応の仕事納めということもあり、年始からとりかかることにします。

夕方は、毎月恒例になってきた異分野融合の環境セミナー。本日は植物の葉の成分分析の話。最終的には光学的な生態系モニタリングを目指しているようです。が、今回はウーロン茶に応用しているところが面白いです。お茶じゃなくて、茶葉のほう。でも、結局は、茶の味は入れ方も重要とか、緑茶やコーヒーへの応用についておしゃべりをしていた感じです。中国語だったので、詳細は全くわからないですが。で、学生と晩飯食って、やっぱりビール飲んで帰宅。

円安が止まらない。1ドル3円に突入しそう。

Wednesday, December 26, 2012

公募情報です。台湾大学で土壌生態学(締め切りは3月1日)
國立臺灣大學農業化學系誠徵專任教師1名

午前中は髪を切りに行きまして。

で、午後に研究室に戻ったら、手入れをした学生の論文の査読結果が転送されていました。投稿して約1ヶ月。早い。あ、リジェクトだなと思って、コメント文を読むと、実際にリジェクトなんですが、二人のレフリーの意見はとてもポジティブで、解析方法やその説明の仕方に問題があったようですが、結局は再投稿を勧められていました。良い雑誌から再投稿を、という結果だったので「コングラッチュレーション」と学生に言ったら、リジェクトだったので彼は凹んでいました。でも、某老舗オープン雑誌からリジェクトを食らっていたのに比べたら大前進じゃないか。そういうわけで改訂方法の方針を議論。

夕方からクリスマス&忘年会。
2008年の様子
2009年の様子
2010年は写真なし
2011年は開催されず。

今年は、何も準備の要請はなかったし、学生の出し物はありませんでした。教室で鍋を作って、ビールを飲んでいました。でも、後半から学生が楽器を引き出したり、Zはギターで歌い、Wはハーモニカの素晴らしいテクニックを披露。で、その後は、youtubeを映写して、エンドレスのカラオケタイム。二年前と同様に今年もチャゲ&飛鳥の「say yes」を歌わされました。


Tuesday, December 25, 2012

メリークリスマス。でも、台湾では憲法記念です。

発表スライドもほぼ出来まして。午後は打ち合わせのはずが、中止でゆっくり。思いのほか、年末気分かもしれない。

内陸の南投県

Monday, December 24, 2012

今週やる予定のことが延期になり、予定外で時間が空いたので、また来月はまたちょっと忙しくなりそうなので、今のうちに来月の学会のスライドを作ることに。植物の病気の話をします。で、時間があるので、何を思ったことか、中国語で作ることに(学会は基本的に中国語なので)。でも、やっぱり不安なので、後で学生に確認してもらおう。

午後は定例のラボセミナー。ま、いい加減、原稿を速読したり、文字たくさんのスライドを棒読みするのはやめましょう。森林の学生の発表がずっと分かりやすくなったのは良かった。

ジョグ9㌔

東埔温泉のメインストリート。ちょっと寂れてる。

Sunday, December 23, 2012

昨日から始めたマイサイトの更新を終えました。とりあえずシンプルなのが好きです。内容を充実させているわけではないですが、見栄えをシンプルするにして、ページを連動させるのに苦労した。日本語サイト英語サイトを分けてみました。中国語サイトも作ろうかな。

繁殖干渉論文が受理されたようです。お疲れ様でした。

Saturday, December 22, 2012

今週末は気温が低下するようです。やっとコタツが役に立ちそうで何より♪天気も悪いので、家に篭もってサイトの更新をすることに。

日本もそろそろクリスマスや忘年会、大晦日もあって、みなさん年末気分ですよね。「良いお年を」と連絡をいただきますが、こちらは旧正月なので(2月でしょうか)、正月休みはまだまだです。

でも、やっぱり正月休みは取るつもりです。温泉にでも行く予定です。

Friday, December 21, 2012

PPMR論文IIを投稿しました。11月2日に最初のレスポンスがあったので、1ヶ月半かかりました。暇暇な理論系ポスドクがリバイスにこんなに時間をかけるのはあまりないことです。その間、忙しかったのもありますが、「アカンかったら落とすよ」って言われているのと、どうやって改訂しようか何度も思案していたからです。これで落ちたら、どこに出せるだろうか。本当に凹みそう。でも、悩んでもしようが無いので、頭を切り替えて次の仕事に取り掛かりましょう。そういうわけで年内に、そして世界が破滅しなかったので、とりあえず仕事を一つ終えることができました。きっと受理されるでしょう(前向きに)。

論文を読んで某下請け仕事のモデルについて考える。

先週、コタツを手に入れたのは皆さんご存知のことと思いますが、今日の最高気温は27度でした。

研究室の学生と森林のアシスタントさん。

Thursday, December 20, 2012

PPMR論文IIの改訂の終盤を迎えています。今週中に投稿できそう。

午後はCK研のラボセミナー。まぁ、普通にやりまして。来月の台湾生態学会は、ここの学生は全員参加のようです。宿泊先もどうやら同じで学内のゲストハウスを予約したらしい。キャンパスは僻地あるようで、食事とか心配していたけど、仲間がいて良かった。何とかなりそう。

ポスドク部屋の住人が一人増えました。おそらくフランス人です。生物系ではないようです。

ところで、こんな事業がありますが、どうでしょう。「我が国と国交のある全ての国(台湾及びパレスチナについては、これに準じて取り扱う)」だそうです。

二国間交流事業

体力の源。ヤギ鍋

Wednesday, December 19, 2012

PPMR論文IIの改訂について共著者の方から修正・コメントを頂きまして、自分でもう一度直して、返信レターも用意してみて、アペンディクスも書いてみました。アペンディクス5は何に使うのでしたっけ?要再確認。

査読原稿はコメントも書けたし、再読して投稿。返事も早い。なんて優しんだろう。でも、リジェクトにしましたが。

MKさんがオフィスにやってきまして、海洋研の公募に出せばと言っています。が、WYも以前に出せばと言ってくれました。が、Zは、似たことをしている人がいるから無理だろうと言っていたので、結局は今回は見送ることにしました。出すだけならいいじゃんと思うかもしれませんが、こちらの公募では推薦書が必須なので(今回は3通)、面接の練習のためとか、確率の低いレースなのに英語で書いてもらうのを頼むのはなかなか気が進みません。いっそのこと、推薦書無しで出してみるとか、あんなことをしてみるとか考えてしまいますが。他にも二つ(一つは日本、一つは台湾)、出しても良い公募があったけど、それも全部見送りました。日本のは採用されそうな人がもういるという理由で。台湾の理由はやっぱり推薦書。どストライクというわけじゃないけど、ちょっとテーマがかぶるかなくらいでは、こちらでは応募もしにくいです。推薦書システムがあるのとないのとどちらが良いのか分かりませんが、いつでも書いてくれる推薦者を持つということが重要なのかもしれません。

オランダのAがプリンストンから本を出すようです。群集生態学者は必読です。

Population and Community Ecology of Ontogenetic Development
André M. de Roos & Lennart Persson

彼がHPを作り直したので、自分も作り直そうか思案中、正月のうちに。

ジョグ7㌔

晴れてきたけど、山頂付近は雲が。山の天気は変わりやすい。

Tuesday, December 18, 2012

気温が急に下がり始めました。20度を下回っています。

査読コメントを書きます。リジェクトを推しますが、おそらくリバイスになりそうなので、二度手間を省くために細かいコメントも今のうちに書いておきます。なんて優しんだろう。

来月の台湾生態学会のためにホテルを探すことに。会場は花蓮市街地から遠く、交通も不便らしい。バイクを借りる手もあるらしいが、大学近くで探すことに。晩飯とか不安だけど、大学近くならなにかあるでしょう。予約したのは民間のホテルや民宿じゃなくて、大学のホテル。ちょっと高いけど、まぁ何かと安心でしょう。

PPMR論文IIの返信レターを用意する。再解析に関するところ以外は書けた。

明日の予定だったのですが、シニカのVが急に現われ、DNAデータの解析方法について伝授してくれた。でも、なんかソフトの不具合でうまくいかず。

この山小屋で一泊。標高は3640m

Monday, December 17, 2012

査読原稿を読みました。データはそれなりに面白いのですが、イントロとディスカッションの中身がまったくない。イントロは「xxxは重要なテーマである。よく研究されている。だから、xxx(場所、種)でもやってみました」みたいな感じ。ディスカッションは結果をリピートして、先行研究と同じでした、みたいなことを書く。学生によくあるパタン。自分の研究の独自性にまだ自身が持てないから、他の研究と似ていることを強調することで正当化しようとする。研究は他の人と違ってなんぼ。だから、自信を持とう。持てない人は、論文をたくさん読んで、考えて、新規性を考え抜いてください。

午後は定例のラボセミナー。こちらもさっぱり。メソッドや結果を詳細に話して(当然なんですが)、イントロやディスカッションはスライド一枚でさらっとやるパタン。発表時間が限られたプレゼンでは、方法や結果の詳細を話すより、イントロやディスカッションで提示されるアイディアの重要性や新規性を伝えるほうが大事だと思います。

ジョグ7㌔。玉山行のせいか、膝がちょっと痛い。

植物も凍ります。


Sunday, December 16, 2012

政権交代ですね。こちらでもNHKで開票速報を見ることができます。いつも思うことですが、当選確定後の万歳ってどういうつもりでやってるんでしょうね。「ありがとうございました」って言ったり。「これで地位と収入が手に入った。やったー」と思ってるしか思えなくて、せっかくの選挙直後にがっかりしてしまうのですが。まだ終わりじゃないのに。有権者としては、「これからやるべきことが山積している。頑張らなきゃ」って思ってほしいのですが、そういうこと考えたらあんな笑顔で万歳できないですよね。まぁ、気持ちはわからなくもないですが、あんなあからさまにやらなくても。

ちなみに台湾でも政党乱立のようで、233番目が誕生したようですウィキが追いついない。。また面白い事実を知ってしまった。そして、一つ一つの名前を見ると、更に面白い。名前の近いものもある。例えば、中国青年党(#2)・中華青少党(#17)・青年中国党(#19)・中国青年民主党(#55)・中国青連党(#184)・台湾青年連合党(#186)とか。第三勢力連盟(#178)は与党になるつもりはないのだろうか。

円安が一気に進むと思いきや(1NTD > 3JPYとか)、それほど変わらなかった。最近ずっと円安できたので、もう政権交代を見越して十分に回復していたということだろうか。ちょっと安心。

標高3500mぐらいで天候が怪しくなってきました

Saturday, December 15, 2012

本日は、日本からの客人一同を連れて一日観光案内。まずは、Oボスのリクエスト通りに故宮博物館へ。Oさんがじっくり見て回るので、時間を長めにとって自由行動に。週末なのですごい混み様。自分は白菜も角煮も見ずに、4階の喫茶店で休憩。で、午後の予定を考える。しばらくしたら、FKIさんも来て、またしばらくしたらITさんも来て、皆さん時間をもてあました模様。集合時間にはOさんが遅れて登場。

で、タクシーで迪化街へ行き、美食街で昼食+買い物。何度も言いますが、台北には専門店街が存在します。迪化街は乾物街です。代表はカラスミとドライフルーツです。他にもツバメの巣やフカヒレ、怪しい漢方などを扱う店が軒を連ねていますが、そちらは購入経験はなし。あと、この辺は昔は貿易で栄えた街らしくレンガや石で作られてお洒落で重厚なたたずまいの町並みも素敵です。そこで、カラスミとドライマンゴーとか、お菓子を買ったりして、中山のいきつけのお茶屋さんへ移動。みなさん試飲試食して、それぞれに購入。で、いい時間だったので、林森北路でいったん解散。おじさんグループ3人はホテルに帰って(本当?)、夕方の晩飯前にまた落ち合うことに。

若者グループ(本当?)は行天宮へ行き、まずはお宮を参観。それから、交差点の地下にある占い横丁ということろへ。KBYSさんはきゃぴきゃぴしながら占い師を品定めをして、面白そうな亀甲占いのところへ不安そうに入っていった。不安そうだったので、付いていこうとしたけど、占いもプライベートいうことで、男二人(自分とITさん)は外で待つことに。その間に、近くで産毛取りの店を開いているおばちゃんに捕まって、産毛取り。何を言っているか良くわからないと思いますが、説明もめんどくさいのでこちらを参照。顔がつるつるになって、3人でマッサージへ(イマイチだった)。で、永康街へ行き、季節外れのマンゴーカキ氷(イマイチ)を食べて、おじさんグループと合流。

全員で海鮮居酒屋へ。そこでMKさんと合流。飲んで、食べて、満足。Oボス、ITさん、MKさんは締めの豚骨ラーメンを食べに行き、ラーメンゲリラを開拓。残りのメンバーは珈琲を一杯。大学のほうへ戻り、解散。と、思いきや、CER関係者で大学近くで締めの飲み(?)。ビール一杯で2時間ほど。結局、Nは積極的に下請け仕事をして人的ネットワークを作るべき、という結論に。どこかで聞いた話。

途中の建設途中の山小屋で昼食。気温は約0度。

Friday, December 14, 2012

本日はシニカでOボスのメタンプロジェクトの打ち合わせ。早朝から地下鉄でシニカへ。やっぱり、シニカの研究環境は恵まれていそう。あくまで、敷地内だけだけど。

まずOさんが概要を話します。その後は、演者の個別トーク。FKIさん(H大)、KBYSさん(元CER)、ITさん(元CER)、E(NTU学生)、それとMKさん。自分はいちおうMKさんの共同発表者になっている、何をしていないけど。

今回は3年間の共同研究プロジェクトの最初の打ち合わせで、今まで何度なく話を聞いていたけれど、正直初めてプロジェクトの方向性を認識できた気がしました。でも、研究分野としては確立していないけど、重要なテーマであるということで、何となくの新しさは伝わってきた感じだけで、実際に何が本当に解決すべき問題か、ということについてはまだ確信が持てていないので、それについては、自分で論文を読むべきかないかもしれない。MKさんがモデルパートの発表を成功したおかげで、モデルパートに対する期待が高まって、それが自分に降りかかってきそうな予感。

昼食して、大学に戻って、自分は海洋附近でOボスと生産的なディスカッションをして、午後はみなで小籠包で晩飯。

バテテ足が動かなくなる頃。空気も薄い。

Thursday, December 13, 2012

PPMR原稿IIを共著者の方に送った。今年中に投稿したいなぁ。肩の荷をおろして年を越したい(まだ荷物はあるのだけれど少しでも減らしたい)。査読業務も一つ終わらせして、これも送信。

ESJの要旨も登録。

それと、来月に台湾でも学会があります。名前は「動物行為暨生態學研討會(Animal Behaviors and Ecology)」と言います。実は今まで参加したことがありません。参加方法がわからなかったり、気が付いたらもう終わっていたり、海洋の人はあまり参加しないっぽいので。でも今年は参加しようと思い、申し込みました。今年は花蓮であります。
2013:國立東華大學(花蓮)
2013:中國文化大學(台北)
2011:國立臺南大學 (台南)
2010:國立彰化師範大學(彰化)

学会のウェブサイトないのかな。来月の大会に参加希望の方はコチラからどうぞ。参加費は500元(約1500円)。

午後はCK研のセミナー。

帰宅したらコタツが届いていた。早い。さっそく組み立てて、部屋の模様替え。ついでに、年度末の掃除も。これで冬の寒さを心地よく過ごせそう。で、コタツで学生に貰った南投のミカンを食べた。台湾ももうすぐ冬だ。

円安が止まらない。参ったなぁ。

Wednesday, December 12, 2012

PPMR論文IIの改訂稿を自分でできるところだけ、とりあえず仕上げた。字数を前よりも少なめにできた気がする。追加解析の結果を待って、微修正して、アペンディクス作って、返信レターを書く。来週中が目標。

査読依頼がさらに2件舞い込んできた。一つは関係ありそうな内容だったので快諾。もう一つは植プラと浮遊粒子の吸光分析というわけのわからないないようだったのでお断りした。

絶景ポイントで休憩

Tuesday, December 11, 2012

また雨だ。くもりのはずが。天気予報が当たらない。せめて一日後の天気ぐらい当てられないのだろうか。ジョギングも続けたいと思っているのに。出かけるのが億劫なので、家で文献読み。

酸辣湯と言えば、餃子(vice versa)。これは台湾では常識です。だけど、最近は炒飯との組み合わせもいける気がする。

ときどき急勾配はあるけれど、標高3000mぐらいまではハイキング。

Monday, December 10, 2012

週も明けまして、いい加減休んでばかりだったので、仕事復帰です。札幌でのワークショップもあったので、2週間ぶりだ。でも、本日は放置していた査読業務です。もう一度、原稿を読んで、コメント文を書きました。それから、PPMR論文IIの改訂も再開しました。やっぱり、時間をおいて原稿を見直すのはよいですね。見えなかった粗が見えてきます。今週中を目途に原稿を完成させたい。それから、Zからの下請け仕事のために文献を集めたり、読んだり。

午後は定例のラボセミナー。D学生はちゃんと論文を「紹介」するだけじゃなく、読んで問題点を考えてきました。でも、問題だらけの論文なら読まなくてよいわけで、どうしたら提示された面白いアイディアをうまく検証できるか議論したい。研究発表は、僕の?イントロ講義がまったく通じておらず、さっぱり。輪読も英語の間違い、誤解が多い。僕自身はと言えば、とりあえず問題点を指摘するけど、どうしたら学生にその事実だけではなく、重要性を認識させ、改善の方向に持っていく動機を与えられるのか、ということで悩んでいます。英語って、ストレートな表現が多くて、優しい言い回しが難しい。

出発前に一枚。
昨日の写真も参照

Sunday, December 9, 2012

昨日からずっと雨。気温も低下中。咳と鼻水はまだやまず。こないだ買ったセラミックヒーターではちょっと間に合わないかも。もっと良いやつか、コタツか電気カーペットの購入を検討中。と思い立って、台湾ニトリでコタツを衝動買いしてしまった。

どうです、この絶景

Saturday, December 8, 2012

いまだ療養中です。が、Zから実験データに関して、モデルで検証できないかと要請があり、とりあえず関連論文を読みながら妥当性について考える。でも、体調はまだよくない。できなくもない。けど、いろいろと打ち合わせをしてみないと何とも言えないです。

標高2500m附近の山荘。
夜空も綺麗で、近所には天文観測所も。

Friday, December 7, 2012

玉山から戻ってきましたが、全身疲労と精神的疲労と、風邪をこじらせてしまったので、しばらくは家で療養しています。

玉山に行くにあたって一つの不安は、何か事故があったときに「海洋研究所の研究員が山で救助されました」というニュースになってしまうことです。そんな面白ニュースがこちらではモザイクなしで報道されそうなので心配でした。結果、無事だったのですが、下の景色を見て、「雲海の研究に来たって言えばいいかも」と冗談を言っていました。でも、頂上を島とみなして、そういうアイディアも無理ではないはずです。世間には通用しないような気がしますが。

雲海@標高2500m

Thursday, December 6, 2012

玉山行四日目
学生の地元である南投の観光です。南投県は台湾で唯一、海に面していない内陸の県です。学生が行きつけだったレストランを回り、市場をめぐり、台北には無い・台北よりも美味しい地元のグルメを堪能させてもらいました。それと、車で数分のところにある中興新村という街にも連れてってもらいました。ここは台湾の他の町とは明らかに雰囲気が違います(写真)。町は綺麗に区画整理され、程も広く、民家は一家立てで、まるで欧米の田舎町のような雰囲気です。さらに、地方の田舎町には相応しくない、いくつかの国家施設を見ることができます。これらの理由は、ここの土地が台湾の首都だからだそうです。台北が首都ではと思うかもしれませんが、その背景には台湾の歴史を理解する必要があります。


Wednesday, December 5, 2012

玉山行三日目
玉山主峰にアタックをします。が、確認するまでもなく、外の天候は猛吹雪です。山小屋の扉に風がバタバタと当たり、雨か雹がバチバチちと屋根を鳴らしています。参った。山小屋を出て、昨日来た道を戻り、玉山主峰への分岐点まで行きます。全身防水カバーしていますが、予想以上の寒さにやられています。分岐地点でバックパックをおろし、そこから身一つで約4000mの頂上を目指します。標高500mほどを距離1.5キロで1時間半ほどかけて登っていきます。かなりの勾配です。そして、寒さと、何より風が厳しくなってきます。最後の数百メートルは、ほぼ断崖絶壁。足場も狭くて、打ち付けてある鎖を握って風に飛ばされないように進むのですが、手がかじかみ、足場も滑りやすく、本当に死んでしまうのではないかと思いました。人生で初めて死を覚悟した機会でした。素人が雪山登山をしていけません。何はともあれ、何とか登頂には成功しましたが。この日に撮った写真は頂上での記念撮影のみ。本当は写真を撮る余裕もなかったのですが、登頂成功した証拠だけは残しておきたかったのです。他の人の記念写真と比較していただければ、天候の悪さが伝わるでしょうか。残念ながら楽しみにしていた絶景は何も見えませんでした。立ってるのもやっとの状態です。記念撮影後、すぐに下山をしました。下山も命がけ。標高3500mほどまで降りると、雪は雨に変わり、植物も生えて強い風を体に受けることもなくなりましたが、防水ジャケットに浸み込んでくる水と寒さにやられました。満身創痍でそのまま3時間ほど登山口まで下山しました。その後は山荘で着換えて、車で東埔まで戻り、東埔温泉で寒さと疲労を癒しました。後で知ったのですが、本日は初冠雪の日だったようす(ニュース)


Tuesday, December 4, 2012

玉山行二日目
5時に起きて、朝食を済ませ、玉山へ出発です。気温は7度。でも10キロぐらいの荷物が重いくて、登山口に行くまで4キロを歩くだけでかなり暑い。洋服を一枚脱ぎ、記念撮影をして、登山開始です。ご覧のように、開始直後から急な上り坂です。まるで子どもを一人背負って、階段を登っているよう。前傾姿勢を取ってひたすら歩を進める。肉体疲労に加えて、断崖絶壁の際を歩くような道もあり、精神的にもきつい。ですが、所々には景色が見渡せるところもあって、それは絶景。一時間ごとに休憩して、水分とお菓子で栄養補給しながら、約10キロの山道を歩き、標高1キロほどを登って行きます。8.5キロ地点には建築中の山小屋があり、そこでインスタントラーメンで昼食。気温は0度くらいでしょうか。アシスタントさんが用意してくれる暖かい食べ物が何よりの救い。そこから1時間(1キロ)ほど歩き、玉山主峰への分岐道を通り過ぎて、さらに1時間ほどあるき、本日の最終地点である山小屋へ到着。休憩を入れて、合計7時間ほど歩きました。くたくたです。山小屋で昼寝して体力を回復。写真はまた後日、少しずつアップしていきます。


Monday, December 3, 2012

玉山行一日目
研究室で学生と待ち合わせ、台北駅に行き、新幹線で台中へ。学生のお父さんが迎えに来ていて、車で彼の実家へ。そこでしばらく休憩した後、学生の運転で玉山国立公園の麓の町、東埔を目指します。そこにはタイダーの森林学科の森林管理施設があり、そこで今回ガイドを願いするD老師のアシスタントさんと待ち合わせ。近所で昼飯を済ませ、水や必要な雑貨を調達する。偶然にも、タイダーの学生の野外演習が玉山であるようでD老師の学生に出会う。それと、近くにある特有生物研究保育中心(台湾の在来生物を研究している国の研究機関)の研究員の人もいて、彼は学生演習の指導に来たようです。この人もD老師の元学生だそうです。それから、玉山国立公園の入り口の山荘を目指して出発。霧の中、山道をうねうねと登っていきます。この道は台風などで土砂崩れが毎年起こっていて、今もまだ復旧の最中でした。本日の目的地は標高約2500mにある東埔山荘。ここもタイダーの管理の宿泊施設で学生や職員の利用はタダのようです。一日目はここに宿泊。あとから、野外実習の学生もバスでぞろぞろとやってきました。


Sunday, December 2, 2012

本日は玉山行の準備をしました。スケジュールも変わって、雨の可能性もあり、ちょっと厄介です。学生から70Lのバックパックと寝袋とマットを借りました。「荷物は最低限に、それと予備の洋服も」と言われ、どうしたら良いのか小一時間悩んだ。あとヘッドライトや非常食も調達した。札幌農学校のクッキーとか。荷造りを終えて、それを担いで研究室へ。学生と荷物の最終確認。そこで、初めてスケジュールの詳細を確認。

1日目:新幹線で台中まで。学生の実家の南投へ。車を借りて、登山口の東埔まで。

2日目:登山開始。頂上近くのキャンピングサイトまで。

3日目:早朝から頂上を目指し、ご来光を拝めるかな。それから一気に東埔まで下山。

4日目:東埔は実は温泉街なので温泉を満喫。3日間の垢を流す。

林冠観察用のクレーン

Saturday, December 1, 2012

台北は雨。玉山行は本当は明日からなのだが、キャンセルになるかと思いきや、予定を一日短くして決行するらしい。正直不安だ。

気温も少しずつ下がってきて、日本ほど寒くはないけれど、やっぱり暖房が必要になってきて、本日セラミックヒーターを調達してきました。日本の倍くらいの値段がします。

苫小牧演習林


Friday, November 30, 2012

千歳でうに・いくら丼を食べ、羽田で芋羊羹を買い、松山空港へ。台湾に戻りました。とりあえず、本日は荷物を片付け、水餃子を食べて、論文のプルーフを送った。

支笏湖

Thursday, November 29, 2012

本日は苫小牧演習林へエクスカーション。朝7時半にホテルロビーに集合なのですが、MKさんが寝坊で遅刻したことをまず報告しておきます。苫小牧までは電車で移動(1400円もして日本の交通機関はやっぱり高い)。演習林では小雪の中、クレーンに乗って林冠を観察。温暖化実験のために枝にケーブルを張り巡らして樹を温めているところや、土壌の温暖化処理で根元のプロットの雪が溶けているのを観察。こうやって温暖化実験をしているんですね。想像以上に大規模でした。クレーン上空は風を遮るものがなくて、体感温度が5度くらい違ったかも。えらい寒い。

で、資料館や昔の研究棟を見学して終わり。それから、ウトナイ湖に行って野鳥を観察して、札幌に戻って、居酒屋で台湾サイドとNKMRさん&Mさんと打ち上げに参加。なんか、次回の第4回の仕切りを任されそうな予感。日本人対応や良いのですが、こちらの経理や諸事務手続きについては何も知らないので、何とも言えないです。2013年ならまだ台湾にいるでしょう。でも、次回は2014年でしょうか。個人的には毎年やりたいです。

今日も飲みすぎました。荷造りをして、でも、ホテルの冷蔵庫にはまだ小樽ビールが残っているので、これから一人晩酌でも。

Wednesday, November 28, 2012

日台生態学ワークショップ三日目
本日はグループディスカッションの成果(というか、研究計画)を学生が発表します。そして、聴衆が質問したりコメントしたりします。でも、実際に研究をするわけでではないので、研究そのものより、短時間で企画を仕上げて、英語で発表・質疑応答するための実践教育です。日本の学生にとっては、台湾や他の国の学生の英語力や積極性を見て、世界の壁というか、常識を実感してもらえたのではないでしょうか。聴衆のほうには、もっと積極的に質問やコメントをもっとシビアにするということも求めて良かったのではないかもしれません。

夕方からは、STKさんと一緒に台湾グループを連れて温泉へ。札幌の南にあるつきさむ温泉へ。作りはスーパー銭湯ですが、お湯は黒くて、肌はつるつるになって、泉質はかなり良いのではないかと思います。入浴して、晩飯して、女性グループは回札幌してしまいましたが、男グループは露天風呂に戻って、台湾の濃い話を色々と聞かせていただきました。で、札幌に戻って、セブン社長の部屋に集合して、小狭い部屋に7,8人で焼酎と乾物をつまんで、またまた色んな話を聞かせていただきました。自分以外はみな台湾グループでしたが、途中でMKさんが拉致されて、結局1時半まで。なんか学生のノリの飲み会だったかも。

Tuesday, November 27, 2012

日台生態学ワークショップ二日目
北海道は雪。積もり始めています。午前中は研究発表。自分も発表。昼飯前にスケジュールが押していたので、早口で話したけど、残り時間みっちり質問時間になって参った。モデルパートにされる質問はいつも同じで、何度も質問されるけど、今でも自分はあの形がベストだと思っている。説明の仕方が悪いのだ。あれば理論論文ではなくアイディア論文なので、モデルの式を見せずに説明すれば良かったのかな。今頃気がついた。午後は、昨日に結成されたチームでグループディスカッション。学生の研究しているものを対象に、気候変動のテーマで話を詰めています。ここでも北大の学生は消極的ですが、もしかしたら英語の問題もあるのかもしれない。台湾の学生は上手ですからね。夕方は、回転ずしへ。台湾にもお寿司はあるんけど、台湾の人はテンションが上がって、一皿ずつポーズを決めて写真とったり(老師なのに)、食べてる最中に集合写真をお願いしたり。でも、考えてみたら小籠包屋さんで僕らも同じことをしていたような。で、最後にMさん、NKMRさん、D老師で博多もつ鍋屋さんで飲み直し。今、Dさんの元学生(Zのアシスタント)と研究を書いたり、論文を書いたり、食事にも良く行くのだけれど、僕の知らない彼の一面を知ってしまった。「Nもオーガナイザーをするべき」という話でまとまった。夜はいっそう寒い。

PPMR論文IIの改訂はどうしよう。

Monday, November 26, 2012

日台生態学ワークショップ一日目
いろんな研究発表を聞きます。でも僕は特別なポジションにいて、台湾サイドも日本サイドもほとんど知り合いなので、まぁ気楽に聞けています。台湾のPIは基本的に海外で学位を取るので、台湾国内に知り合いは少なくて、新任の台湾PIよりも台湾に知り合いがいる感じです。夕方は、グループディスカッションのためのグループ分け。気候変動と、もう一つの生態系変動要因の組み合わせでチーム分けをします。僕は、気候変動+侵入にしました。他には、+生息地変化や、+過剰搾取などがありました。何か、以前に僕が考えたグループディスカッションの方法に似ている気がしますが。それはさておき、議論の方は台湾の学生に比べて日本の学生はあまり積極的ではないので、もう少し後押しをしたいですね。一日目の議論は、課題を決めるに至らず。夜は懇親会。最初は心配していたけど、気が付いたら海洋の学生は北大の学生と仲良くなっていて安心。明日の発表もあるので、二次会には行かずに回飯店。

胃内容論文が正式にアクセプトされました。

MRJ賞、おめでとうございます(応募しなくて良かった)。

Sunday, November 25, 2012

午前中はホテルで仕事。発表スライドを修正して、時間調整して。あと査読論文に目を通して。あまりにも酷いので、やる気をなくして、外出してアウトドアショップを見学して、ラーメンを食べて、ふて昼寝。

昼過ぎの便で台湾グループのほとんどの人が来日しました。何人かに声をかけて、午後は豊平峡温泉に行くことに。長旅の後で、バスで80分はちょっと心配したのですが、温泉とインドカレーとビールで満足してもらえたで何より。夜になって、雪も降ってきました。明日はもう少し寒そうです。

写真は後日。

Saturday, November 24, 2012

車を借りて支笏湖へ。札幌から山越えで1時間ほど。積雪や凍結を心配したけど、国道の除雪は完璧で、心配なく目的地であり真駒温泉へ到着。ここの目玉は、湖面ぎりぎりの露天風呂

浴場と湖を岩場で隔てただけの野趣あふれる造りは、創業当時から変わらぬ姿を守り続けています。湯は、支笏湖の湖水と同じ、無色透明。湯の深さも、季節によって上下する、支笏湖の水位と同じ。自然まかせのこの風情が、秘湯と呼ばれるゆえんです。当館は、全国の温泉宿からなる「日本秘湯のを守る会」の会員です。

だそうです。が、残念ながら、当日は水位が高くて、この天然露天風呂には入れず。残念。代わりに、人口の露天風呂に入りました。それでも、支笏湖と周囲の自然を見ながらの温泉は格別でした。アクセス不便ですが、行く価値ありです。

もう一つの目当ては、湖の対岸にある苔の洞門。綺麗ですよね。見たいですよね。

平成24年度の見学開放は6月1日(金)から10月21日(日)までです。

予定をちゃんと立てないと駄目ですね。ただのドライブになってしまいました。でも、景色は最高でした。台湾と全然違う。

Friday, November 23, 2012

今日、出発します。今回は松山から羽田経由で北海道へ。今、台北は大雨ですが、予定通りに飛ぶようです。北海道はもう雪がちらついているようです。

羽田経由で、札幌なう。羽田の国際線と国内線の乗り換えはめんどくさいな。甘納豆を衝動買いしてしまった。札幌の道路はもう凍っている。とりえあずホテルにチェックインして、寿司屋へ。やっぱり北海道の寿司はうまいなー。で、コンビニでスイーツを偵察して、回飯店。

明日の予定を考える。とりあえずレンタカーを予約。

Thursday, November 22, 2012

PPMR論文IIの改訂を進めています。議論もだいたい形になってきました。あとは最後の結論段落をクールに締めるだけです。

学生から借りて寝袋を手に入れた。借りた物を全部持って一度帰宅。それから、午後はCK研のラボセミナー。レジスタンスとトレランスのトレードオフがサクセッションでチャンジするらしい。寝倒して殆ど聞いていない。。。

こちらのセミナーでは、M2の学生からM1に対して、「その論文を紹介した理由は?」とか、「読んでどう思ったとか」、「スライドのデザインが悪い」とか、積極的にコメントが出ます。今度のラボセミナーではプレゼンの方法について発表することにしよう。

札幌での温泉ツアーを計画して案内メールを送った。


夜は数学所で環境セミナー。Zの発表。どうせ北海道でも同じ話をするんだろうけど(こないだのESJでも聞いたし)、いちおう参加することに。

北海道と玉山の準備をしないと。


Wednesday, November 21, 2012

PPMR論文IIの改訂を進めています。M&Mと結果はささっとやって、問題の議論です。イントロ・議論をちゃんとしないとリジェクトするよって言われているので、ちゃんとしないといけません。特に、概念的な進歩、というものを明確にするよう心掛けて、何度も書き直します。

学生から借りて登山用のバックパック(85L)を手に入れました。予想以上に大きい。不通に歩くだけでもしんどいかも。北海道に行く前にこちらも荷物を準備しておかないと。

今日はキャンプ用の皿を大学近所のアウトドアショップで購入。

日本人の道、だそうです@陽明山

Tuesday, November 20, 2012

PPMR論文IIのイントロは今日も総書き直しで、そう「いうことを繰り返して、結局は最初のバージョンに戻ったり。

故障したノートPCのバッテリーをやっと交換してもらえた。北海道行きに間に合って良かった。

天一のラーメンが無性に食べたい。

ジョグ16㌔

陽明山には野牛がいるらしい

Monday, November 19, 2012

PPMR論文IIの改訂は、字数制限が厳しくて、うまくいかない。イントロで400ワードくらいまでに抑えないといけない。何度も何度も書き直しています。

ラボセミナー
論文紹介は、原文のコピー原稿を読んだり、文字だらけのスライドを読むだけではダメ。当たり前のことなんですが。流暢に英語を話す(ふりをする)ことがプレゼンだと勘違いしている学生が非常に多い。正しい文法の英語を流暢に話さないといけないと思っているから、原稿の棒読みで、スライドは文字だらけ。本人は発表したつもり、伝えたつもりでも、何も伝わっていない。原稿の中の複雑な文章構造や専門用語もそのまま。言いたい内容を正しい英語で口に出すだけ。聴衆の目を見て話さない。聴衆が理解しているか否かは関係ない。論文紹介は、まずは論文を読んで、著者の動機や研究の新規性を理解して、自分なりの方法で結果を解釈して、考察に納得して、その上で新しい問題点や視点を見出して、それら租借して自分の言葉で伝える、ということだと考えています。自身の研究との関連付けて論文を紹介するほうが好きですが、まずは最低限の課題としてプレゼンの技術の向上に焦点を当てようと考え直しています。

Sunday, November 18, 2012

本日も休日にして、でも来月の玉山の準備のために登山用品店を巡ってきました。ただの買い物なんですが、どこに何が売っているかわからないし、こちら買い物をするときはそれだけで一苦労するんです。

以前にカメラを探したときにも書きましたが、あるモノを扱う専門店が集まった商店街が台北にはまだ存在します。登山用品店街は台北駅から中山駅の間の大通りに面してあるます。大きなチェーン店が一つと、小さな商店が10個以上あります。が、あるはずだったのですが、数店舗のシャッターが下りていました、日曜日なのに。もしかしたら、ここにも淘汰の波がきているのかもしれません。

本日はその辺をぶらぶらして、必要なものを買い漁りました。防水パンツと手袋、防寒マスク、厚手の靴下。トレッキングブーツも買う予定だったのですが、目当ての店が残念ながら閉店していました。

タイダーの近くにはスポーツ用品店が集まっているので、靴は大学の近くで買うことにしました。そういうわけで、何とかゴアテックスの靴も調達。コンビニで非常食を買って帰宅。重い。疲れた。

Saturday, November 17, 2012

最近は、研究で人と打ち合わせをしながら進めることが多くて、平日に休んで週末に働くというローテーションがやりにくくなっています。先週も土曜に陽明山行きましたし。

そういうわけで今日は休日ですが、ぶらぶら研究室に行きました。そしたら、で、久しぶりの査読依頼。あのスーパープロフェッサーはいつも学会前とか帰国前に査読依頼を送ってくる。信頼しているのか、嫌がらせをしているのかわからなくなってきた。

正門から伸びる椰子の木ロードでは催し物があって、出店とかライブとか賑わっていましたべ。開校記念行事のようです。

Friday, November 16, 2012

本日こそ改訂に勤しむつもりでしたが、所長が部屋にやってきて、琉球大学の人が来るからセミナーに来なさいというので、セミナーに参加。来た人は日本滞在17年の日本語ペラペラのカナダ人でした。鹿児島大学出身のようで、鹿児島弁も流暢でした。何言ってるのかわからなかったけど。それにしても、この人といい、一緒にいたフランス人ポスドクといい、ワイフは日本人で、大和撫子は世界でモテモテというのは本当らしい。

研究の話は、スナギンイソギンチャクという、イソギンチャクのような、でも群生しているので違う生物の分類についてです。面白かったです。で、そのまま昼食へ。お腹一杯。

改訂は遅遅として進まず。

Thursday, November 15, 2012

本日は大学が休みということで家で改訂に勤しむ予定でしたが、CK研ラボセミナーがあるのを思い出して遅刻して出席。

いまだに改訂は進んでいません。

馬槽温泉

Wednesday, November 14, 2012

週末の天気が悪いということで、玉山は来週にしようと計画変更が提案されました。しかし、帰国直前ですし、ずっと山で音信不通になるのは不安だったので、残念ながら今回の登山は見送ることにしました。次のチャンスは12月上旬です。これを逃したら、春までお預けです。12月下旬はさすがに寒い。

そういうわけで11月中に論文改訂を進めよう。


Tuesday, November 13, 2012

日台生態学シンポのためにスライドを準備する。本当は、昨年の夏にESAで話したスライドを使いまわそうと思ったけど、1年以上経っていたし、正式な学会とは違うから、研究発表だけではなく、ちょっとした自分の主張を織り込もうと思いまして。持ち時間は20分ということですが、質疑応答もあるんですかね。たぶん、ありますね。スライドを減らさないと。

それと、札幌での温泉のプランも計画して、知っている台湾グループの人に案内メールを送りました。何人かの人は日本への到着時間が遅く、札幌発・温泉行きのバスに乗り遅れてしまうかもしれない。新千歳で入国手続きにどれだけどれだけ時間がかかるか未知数。

ジョグ16㌔。快走

Monday, November 12, 2012

PPMR論文の改訂。とりあえずアブストはなんとか片づけて、問題のイントロがぜんぜんうまく書けない。イントロ・ディスカッションで失敗したら、リジェクトするよってレフリーに言われているので、プレッシャーが大きい。

午後のセミナー。まったくもってry。。

個人的には、セミナーでは、聴衆は批判することを考え、演者は批判を受けないよう準備をすることで、互いのプレゼンスキルを高めると言う互恵機能を期待しています。自分の知らない面白いことを教えてもらう、教えてあげるという機能は基本的と期待していません。なぜなら、私が興味あるのは自分の研究のことであり、それは自身の文献検索でカバーするからです。ですが、メンツの文化(?)では、なかなか言いにくいと感じる場面がいつもあります。日本は恥の文化らしいですし。

次に興味があるのは、ラボメンバーの研究です。その人が他人の論文を紹介して、ある生物の生態や新しいモデルについて話しても興味はありません。なぜなら、読むべき、面白い、重要な論文は何万本もあるからです。だから、紹介されたその一本がラボメイトの研究にどのように関係しているのか、というのが興味の対象です。ラボメイトの研究がどんなもので、仮説は何で、手法は何で、どのような予備結果を得ていて、現在の障害は何で、その上で、紹介論文が先行研究としてラボメイトの研究にどう寄与、対立するのか、ということに興味があります。紹介論文そのものではなく、ラボメイトの研究との関連性に基づいて議論をすることで、互いの研究に役立てよう互恵機能を期待しています。

Sunday, November 11, 2012

第三回日台生態学シンポ(正式には「日台共同研究ネットワークへの参加推進プログラム:気候変動に対する生態的応答予測に向けた観測・実験・理論・解析研究の統合」)の参加者とプログラムが決まったようです。

このワークショップでは、研究発表のほかに共同研究を目指したグループディスカッションとアイディア発表会があるのが面白い点です。参加者の所属をざっと見ると、海洋・森林・個体群動態という感じらしいです。主催者の所属がもろに反映されています。いったいどのようなグループ分けがされるのでしょうか。領域の近い者同士でなると、結局はラボメンバーと一緒にやるということになってしまいますから、敢えて違う領域の人を混ぜるということを期待してしまいます(私はいちおうオーガナイザーに入っていますが実際にはノータッチ)。その場合、議論の初期でかみ合わない問題が出てくるのではないかという懸念があります。

まず、ワークショップの大きな関心は「気候変動が生態系や生物多様性にどのような影響を与えるのか」ということだと思います。そして、気候変動生物学に生物間相互作用と群集生態学の知見を活かしたいという思惑があります。しかし、みなさんもうご存知の通り、生物の個体数や分布は環境(気候)のみが影響するというのが現在の気候変動生物学の主流の考え方です(動物、植物を問わず)。ここのギャップを乗り越えて、群集生態学の議論をできるのかというのが第一の懸念。

基本的に植物でも生物間相互作用を考えずに多様性予測などがされいますし、植物こそ気候によって制御されているのではないかという印象もあります。しかし、生物間相互作用を考慮に入れた予測モデルが作られたのは実は植物なんです(と記憶しています;引用忘れ)。ここでは、相互作用は競争です。マクロ生態も森林で発展しましたし、同じようなニッチを持つ競争関係にある種からなる群集でそのような気候変動モデルが出てきたのは不思議ではないかもしれません。この流れはまだ食物網レベルには達していません。おそらく、まだ植物レベルでも確立していないでしょう。

一方で、海洋の場合、生産者より上位栄養段階の生物に興味がるのですが、種の概念は殆ど考えず、サイズベースの群集生態学が主流です。海洋では種内のサイズ変異(個体成長)が著しいので、生物間相互作用はサイズ間で考えます。サイズを考えると、気候変動の影響や複雑な生物間相互作用を考えやすいという利点がありますが、種間相互作用を疎かにするという欠点もあります。だから、種ベースとサイズベースを噛み合うのかというのが第二の懸念。

個体群動態や理論の人は異なる考え方をまとめやすいのではないか、と勝手に思い込んでいるのですが、そんなことができそうになく、自分の立ち位置が不安。というのが第三の懸念。

もう一つの懸念は、温泉どこに行こうかな。やっぱり豊平峡とインド人のカレーかな。

Saturday, November 10, 2012

気が付いたら、玉山行きが一週間前。ジョギングも全然してないのに。どうしようと思って、じゃあとりあえず山に登ろうということで陽明山に行ってきました。台北の北に見えるちょっとした山です。おにぎり持って、山頂で食べて、歩いて、馬槽温泉に行って、帰ってきました。良いお湯でした。

左下にゆけむり

Friday, November 9, 2012

PPMR論文IIの改訂に着手しました。

あー台湾ラーメンが食べたい。どこで食べられるのこれ?リンク

CK研では気候変動と群集生態学というテーマで実験を行っているのですが、今度サーモグラフィーを買うかもしれないようです。普通のカメラのように写真を取って、温度を測ることができる機械です。日本製で何十万もするようです。センターでもトンボとかミツバチとかで使っている人がいましたね。日本には何でもあるなぁと言われました。そういうわけでテンションが上がって、デモンストレーションに来た業者さんにサーモグラフィーで集合写真を撮ってもらいました。メガネ率100%。


Thursday, November 8, 2012

マイクロサテライトデータの再確認を終える。

繁殖干渉論文の改訂はちゃんとやるとしたらマイナーリバイスの範疇を越えてしまうので、やっぱり面倒くさいなぁと思い直す。そこで、予備計算をリサイクルして載せるにとどめ、共著者に改訂稿を送る。これで大丈夫でしょう。

午後はCK研ラボセミナー。夕方は学生とPPMR論文IIIについて打ち合わせ+晩飯。

7月にリストアップした仕事の幾つかは解消されつつあります。胃内容論文と繁殖干渉論文はほぼ受理され、PPMR論文IIも油断しなければ受理されるかも。現在進行中・稼働予定の仕事は

  1. DNAデータの解析(まだ解析準備の段階だから執筆は来年度以降)
  2. PPMR論文IIの改訂
  3. PPMR論文IIIの執筆
その後に待っているのは、
  1. 寄生虫論文の執筆
  2. LWR論文IIの執筆
  3. 秘密ネタ論文はお蔵入りかも。
今年中(今年度中?)に終わるだろうか。学生の論文の手直しは予定外だったと言い訳。それと、直近のやることは日台生態学シンポ@札幌の準備。忘れそう。

ノートPCのバッテリーが死んだ。装着すると、永久的障害が発生したと表示される。参ったなぁ。日本にいるなら無償交換してくれるらしいけど、札幌でお願いするか。それで、学生に台湾支社と番号にかけてもらったのだけど、繋がらなかったり、たらい回しにされて、同じ番号に戻ってきたり、結局は中国に回されいて、後日折り返し連絡するという返事だけ貰って一時間費やした。疲れた、学生が。

Wednesday, November 7, 2012

夏に投稿してもらった繁殖干渉論文がマイナーリバイスで返ってきた、と共著者の方から連絡がありまして、、コメントをざっと見てみると、ほぼ簡単に対応できるものばかりだったので、それらはすぐに対応して。でも、一つだけ「…を計算してみたら」というコメントがありました。簡単に言ってくれる。。。でも、無視するわけにもいかず、やるしかない。

午後はマイクロサテライトの解析準備作業のやり直し。

夕方はMさんと森林グループの研究打ち合わせに参加。話は面白いのですが、どれほど大変な作業になるのか想像がつきません。その分、うまくいけばかなりのインパクトではないでしょうか。

しばらくは、Zがタイダーのサイトの一面です。リンク

Tuesday, November 6, 2012

胃内容論文の改訂稿を某オープンジャーナルに投稿しようとしたら、出版費用に関するルール(文面)が改訂されていました。著者の国を3ランクに分けて、定価・割引・無料に区別している。日本と台湾はどちらも定価です。本当は、最初の投稿のときに、出版費用を出せないから無料にしてほしいと申告したのだが、査読・改訂の間にルールが変更されてしまったようです。改訂稿の投稿のオンライン画面では出版費用の申告欄がなくなって、その代わりにこの新ルールの説明がありました。

参ったなぁと思って、共著者にメールで報告したのですが、よくよく雑誌のサイトを見てみると、他の場所で、出版費用は受理後に請求され、そこで割引を交渉できると書いてありました。見落としていました。出版費用に関する情報が、投稿に関する場所から受理後に関する場所に移っただけで、本質的にはルールは変わっていないようなのです。しかし、こちらとしては割引制度があるから投稿したので(ルール改正前に)、交渉が失敗したらと思うと騙された感じがします。

胃内容論文がが受理される目途がつきましたので、このデータを使ってPPMR論文IIIを再稼働させようと思っています。先日、Zと学生と議論しまして話は面白い方向性に進みそうで楽しみにしていたのですが、Zはたった一日で解析結果を送ってきて、プレッシャーをかけてきます。その前にPPMR論文IIの改訂をしないと。

夕方はシニカの人と打ち合わせ。こちらも進めないと。

生態学会のホテルの予約が取りにくくなってると聞き、焦って探してみたけれど、普通に取れました。でも、静岡周辺でホテルの数は確かに少ないので、これから難しくなるかもしれない。

また無駄に年を重ねてしまった。

ジョグ7㌔

Monday, November 5, 2012

胃内容論文の新しい図が届いたので、改訂稿を整える。共著者の方に回して、コメントをもらって、また直して。あと一日待って、投稿することにします。

ラボセミナー
とある学生の研究は面白いのだけれど、プレゼンの話がいつもピンとこない。そんなに難しいことはしていないはずなのに、僕や彼の英語にもそれほど大きな問題はないはずなのに、なんでかなぁと考えていて、あ話し方が議会での政治家の演説みたいだと気付いた。簡単なことを難しいことばで言って(本人は正確に伝えたいつもりなのかもしれないけど)、結果として聴衆を煙に巻いている感じ。与える情報が増えても理解が進むわけではない。

Sunday, November 4, 2012

本日はマイクロサテライトの解析準備のつづき。なかなか難しい。途中までやっても最初からやり直したり、何度もデータを見直しさなければいけない。まだまだ試行錯誤の段階。肩が凝r。

PCがクラッシュしたという学生からやっと胃内容論文の改訂データが送られてきた。でも、いくつか不備があったので、もう一度やってもらうことに。

PPMR論文IIの改訂にはまだ手をつけられません。

Saturday, November 3, 2012

改訂のアイディアはまだ出てこない。何も閃かないので、NHKのリーマン予想を見て、あー、PPMRって必要かなって思ったりする。

天気が良い。ゆっくりジョギング8㌔


Friday, November 2, 2012

PPMR論文IIが査読から返ってきました。いろいろコメント、修正点は指摘されましたが、レフリーは概ね好意的でした。

一人目:I liked the prospect of the study and applaud the authors for making these measurements. I do think that the study provides a nice data set and analysis that adds to the growing body of work on individual based size-specific interactions.”

二人目:. I really liked the overall message you want to communicate and I think it is needed. Especially, the comparison of 、、、、 looks very nice.

しかし、結果はリジェクト。エディターが本稿の主旨を理解していない様子。

エディターコメント:It is not evident (yet) that this paper can be made into a form suitable for JOURNAL”

修正点はあるにしても、二人のレフリーが言ってるんだから少なくともsuitableでしょう。半年以内なら再投稿しても良いらしいので、何とかしたいと思います。よろしくお願いします。

それにしても(ミススペル以外)英語の問題点を指摘されなかったなぁ。異内容論文でも英語の問題は指摘されなかったし、英文校閲はもう卒業しても良いのだろうか。

本日はマイクロサテライトデータの解析に手をつけました。まだ試行錯誤の段階です。

ジョグ8㌔

Thursday, November 1, 2012

午前中は某事務作業をして、午後は、CK研のラボセミナー、Zと学生と打ち合わせ、それとシニカの人とも打ち合わせ。最近ちょっと慌しい。

いよいよマイクロサテライト解析の準備の準備を始めます。先は長いらしい。

PPMR論文IIIはZのおかげで面白い方向に行けそう。

やること山積みですが、最近、研究がますます楽しくなってきていました。

Wednesday, October 31, 2012

PPMR論文IIIに関連して、もう一つ気になる最近の論文です。いくつかの標高で脊椎動物の有無の分布を見ているだけですが、同所性と相互作用に関する独立の記載データを使って無理やりに食物網構造やPPMRを推定しています。体サイズをどうやって求めているかは何も説明していないのですが、おそらく記載情報の平均サイズを使っているのでしょう。相互作用を実際に見ずに食物網やPPMRを調べるという典型的な手法です。昔と最近の分布を比較するだけで気候変動の影響を強引に議論しています。体サイズや相互作用は何も変化しないと仮定している点も弱いところだと思います。気候変動とサイズに関する特別号でしたので。

Lurgi et al. (2012) Climate change impacts on body size and food web structure on mountain ecosystems. Proc R Soc B 367: 3050-3057

そういうわけで、先月に投稿した原稿の査読状況を確認したら、レビューが終わって結果待ちになっていました。この状況はいつになってもドキドキします。

今日も雨で憂鬱です。

Tuesday, October 30, 2012

午前中はシニカの人と研究打ち合わせと昼食。午後は、雨が降りそうだったので、帰宅して論文読み。学生から、プレゼンを上達させるための情報はないかと聞かれ、英語のサイトをブラブラしたり。結局は試行錯誤だと思いますが。

胃内容論文の改訂は、学生のPCがなぜかクラッシュしたようでバックアップデータから再計算をいろいろやって時間がかかっているらしい。もう少しお待ちください。

あー雨だ。これがモンスーンらしい。長雨、憂鬱。

Monday, October 29, 2012

午前中は頭の中で発表練習して、午後はセミナー発表。PPMR論文I~IIIの話を予定通り30分で終えた。質問などは教官とサイズベースの食物網をやっている学生からのみ。う~ん、分かりにくかったかなぁ。

その後、学生数人と食事に行ったら、僕の話はいつも面白いと言ってくれた。1本の論文をかく時間はどれだけとか質問も。お世辞だろうか。今回は感触がイマイチだったのだけど。とにかく、水餃が旨い。

Sunday, October 28, 2012

よさげな居酒屋を見つけてしましました。ゲームセンターcxとか見て怠惰な一日を過ごしてしまった。

ジョグ7㌔


Saturday, October 27, 2012

胃内容論文の改訂をしなければいけない。が、詳細を検討していて、データの扱いに誤り(論文中の内容との不一致)が発覚し、いくつかの結果を作り直さなければいけない事態に。前に某雑誌にリジェクトされて書き直しを検討していたときにも同じことがあった。やばいなー。マイナーリバイスだったのに。予想以上に時間がかかってる。

Friday, October 26, 2012

体調がしばらく悪かったので、構内の診療所へ。予約していなかったので、2時間近く待たなければいけなかった。

午後は文献読み。PPMR論文IIIの詳細について検討。

Thursday, October 25, 2012

今日は慌ただしかった。

動物学研究所の教授に会って、CK研のラボセミナーに出て、夕方は動物学研究所を訪れて、夜は何か初めての環境セミナーというのに参加してみた。Zから積極的に参加の案内が来てたから。発表内容にも興味があるし、メールのccが近辺の有名な生態学者が連なっていたから。

その合間に文献を探して、PPMR論文IIIと同じような主旨のものを見つけてしまった。この間、出版されたばかりだ。また先を越されてしまった。でも、こちらの売りはまだある。こちらは季節変化ではなく40年の長期変化(コンセプトは似ているけど)。あと、スケール依存性は見てないそうだし、preferred vs realized PPMRの比較をしていない。まだいけるはず。

Wednesday, October 24, 2012

あ、玉山は抽選に外れたようです。学生の予想通り、教授のコネは通らなかったようです。その代わり、玉山での鳥類の調査に同行させてくれるかもしれません。その場合、彼らはキャンプサイト周辺でモニタリングして、その間に、勝手に頂上まで登ってこい、みたいな感じになるらしい。大丈夫だろうか。それと、日程は11月上旬なので、トレーニング期間が足りないなぁ。

Tuesday, October 23, 2012

午前中はシーケンスデータの予備解析の相談。午後は学生の論文の手直しと、胃内容論文の改訂と、来週のセミナーの準備。

自分が書いた論文を誰かに見てもらうとき、相手が全身全霊魂をを込めて自分の原稿を見てくれるとは限りません。

1.他人の原稿を批判するのを躊躇しているかもしれません。教授の書いた文章に「意味不明」、「面白くない」なんて言いにくい。また、分野が違うせいで理解できない内容でも、「専門家には通じるんだろう」と考えてしまうかもしれません。

2.非ネイティブの人の英語に非ネイティブの人が満足することはそう多くありません。「まぁ意味は通じるかな」、「良い表現がすぐには思いつかない」、「英文校閲で何とかなる」。そんな感じで、悪い文章と感じても放置されるかもしれません。

3.内容についてであれ、英語についてであれ、著者に任せると考えるかもしれません。コメンテーターの役を果たしていないのかもしれませが、深刻な問題がなければそのまま投稿させて、レフリーにズタボロにさせて、学習の機会を与えたいという教育方針かもしれません。私の恩師はたぶんこのパタン(そう信じたい)。

4.忙しくて読んでる暇がない、待たせるのも悪いから、ざっとメインの結論だけ見て返す。詳細については他のコメンテーターや著者が良い意見をくれるでしょう。

色んな理由があるでしょうが、原稿を見てもらったとして、その結果の解釈には注意が必要です。ノーコメントは「問題なし」という意味ではありません。また、複数の人に原稿を見てもらって、ある人がコメントをして、別の人がノーコメントだったら、それは意見の衝突ではなく、多くの場合、要修正です。そして、必ずしも言われた通りに修正する必要もありません。なぜなら、コメンテーターは全身全霊で手直しをしているわけではないから。ただ、何らかの対処をしないといけないことは認識する必要があります。最終的には自身の判断です。

もっと厳しめにコメントしてほしいと思う時があります。でも、コメントをするというのは非常に労力のかかる作業です。共著者であっても、なかなか本気でやってくれる人は少ないのではないでしょうか。本気でやるとしたら、改善方法を示す必要がありますので、問題点を指摘するだけの査読作業よりも大変です。

コメントを引き受けてくれる人には感謝をします。一方で、どうやって負担を減らして、実りあるコメントをもらおうかと考えると、センターのある教官の言葉を思い出しました。「読んでつまづいたところにチェックを入れるだけでいい」。対処方法は著者が考えるというやり方。良い方法かもしれない。

ジョグ8㌔

Monday, October 22, 2012

そろそろ生態学会の締め切りですね。本業のネタがまとまらないので、植物の病気の話をすることにします。共著者の方に連絡。

今回の場所は静岡です。温泉と海の幸。どうやって行こう計画を立てます。こないだ遠洋水産から来た人が、静岡-台北の直行便の予約が取れなかったと言っていたので、早めに予約をする必要があるからです。それと、LCCも考える。最近はピーチという日本の会社が参入してきたので、要チェック。というわけで、旅費の計算をしてみました。

学会期間は3月5日(火)~3月9日(土)

選択肢1.台北-静岡直行便(チャイナエアライン)
ただし、火木日に1日1便のみ。台北発は15:20、静岡発20:00。
したがって、5日(火)-10日(日)のスケジュール
航空運賃:11260NTD(早割)
6泊滞在。
陸路移動は2000円くらい

選択肢2.LCC(台北-大阪)
こちらは毎日飛んでるけど、関空まで。
関空-静岡の移動を考えると、4日(月)-10日(日)のスケジュール
航空運賃:9360NTD(ジェットスター)、8350NTD(ピーチ)
7泊滞在
陸路往復:約8500NTD(はるか+新幹線)

あー、これはもう直行便の一択ですね。初日夜の集会に参加できないのが残念ですが。それにしても、関西行きはますます安くなりましたね。他の場所にも飛んで欲しい。
学生の打ち合わせのはずが、24時間寝てないと言って頭働かず。何も議論できない。また持ち越し。どういうこと?

定例のラボー。発表がキャンセルになったときに連絡は無いんですかねー。サイズの話をしている人が多いので、来週は自分の番はPPMRの話をすることにしよう。

胃内容論文が終わったらPPMR論文IIIを考えないといけない。

Sunday, October 21, 2012

雲一つない晴天、をそのまま現実にしたような良い天気。洗濯、掃除をして、午後は研究室へ。学生と打ち合わせです。本当は朝からやりたかったけど、どうしても午後が良いというので。でも、本人17時には用事があると言うので、ほとんど議論できず。週明けに持ち越し。予想以上に投稿までに時間がかかっている。

ジョグ5㌔


Saturday, October 20, 2012

学生との打ち合わせのはずがすっぽかされた。朝のはずなのに午後に現れた。参った。


その間は、胃内容論文の仕上げ。レフリーの言う通り、追加解析をすることにしました。でも、解析にはいろいろと問題点があるので、簡単な予備解析の結果をアペンディクスに載せるだけにすることにする。こうすれば、レフリーの要求にも応えられますし、将来のちゃんとした解析をする余地も残せるでしょう。あとは、解析に必要なデータをSKIくんが探してくれるのを待つのみ。そういえば、D論は書けたのだろうか。原稿の修正などあれば手伝いますよ。

今ごろ、個体群生態学会でしょうか。いいなー。たのしそうだなー。


Friday, October 19, 2012

シークエンスデータの予備解析をしてみました。各サンプリング場所ごとに見てみると、予想以上に変異が少ない。ちゃんとした解析をしたら、もっと少なくなるっぽい。場所ごとの差もあまり無いかも。まぁ、それも結果なのですが。マイクロサテライトデータに期待しましょう。

ジョグ7㌔


Thursday, October 18, 2012

先週から風邪をひいたようで、体調がまだ良くない。昨日走ったからだろうか。予想以上に体力の衰えが早いかも。

本日はCK研のラボセミナーを欠席して、家でおとなしく、共著原稿の手直し。

Wednesday, October 17, 2012

胃内容論文がマイナーリバイスで返ってきました。老舗のオープンジャーナルですが。とりあえず直せるところは直して、あとは追加解析の要求にどう答えようか。やるとしたらマイナーリバイスの範疇を超えているような。けっこう面倒だし、やりたくない。言い訳を書いてスルーしようか。

ジョギング開始。
とりあえず5㌔


Tuesday, October 16, 2012

シーケンスデータの予備解析を始めてみた。本当はノイズやエラーを綺麗にしてから解析しなければいけないのだけれど、それはやるとすごい時間がかかるらしいから、とりあえず予備解析。各遺伝子座ごとに、フォワードとリバースの配列を合わせて、一致しているサイトを見るだけ。ノイズが沢山有るかと思いきや、けっこう綺麗に読めてた。ところどころノイズがあるので、それは後でスクリーニングしないといけないし、綺麗に見えるところもそれはエラーで本当は変異があるかもしれないので、結局は全部チェックしないといけないのだろう。熟練者でも1ヶ月以上かかるらしく、素人がやると、2,3ヶ月かかるのかもしれない。今のところパタンは言われていた通り、とても保守的だでした。もう少し解析を進めてみて、その後はマイクロサテライトを考えたほうが良いのかもしれない。

夜は遠洋水産から日本人研究者の人が来て、永康街で小籠包を食べて、マンゴーカキ氷を食べて、師範夜市で大きな鶏唐食べて、帰りに西瓜ミルクを飲んで。トレーニングしないと。


Monday, October 15, 2012

玉山に引率してくれる森林学科の教授のところに言って、挨拶と軽く説明を受ける。で、実は、まだ行けるとは決まっていないらしく、行けるかどうかは抽選になるらしい。玉山国家公園は入山制限が厳しいらしく、1日数十人でシーズオフでも倍率は数倍になるらしい。外国人だともっと厳しいらしいが、今回は台湾グループで扱われるのでラッキーだ。それでも、まだいけるか分からない。教授は、玉山で研究をしているので、「まぁ何とかなる」と言っていたけれど、学生は半信半疑。以前に、大統領がコネで入山して批判されたらしいし。

月曜は毎週定例のラボセミナーです。学生の初めての食物網モデルの発表。まだやる考える余地はありますが、着眼点は面白いですね。


Sunday, October 14, 2012

玉山に登る約束をしたら、なんか色んなメールが来る。まず、入山申請をしなければいけないらしく、しかも締め切り間際であわただしい。それからトレーニングや必要な道具の案内など。これは予想、以上かもしれない。夏の富士山にはジーンズにスニーカーの軽装で登ったことはあるけど、今回は秋、というか頂上付近はマイナスになっているかもしれないらしい。雪山登山?こういう機会に少しずつ野外道具を調達しています。今回はトレッキングシューズを買いましょう。寝袋は用意してくれるらしい。テントなのだろうか。山小屋なのだろうか。死ぬことはあるまい。

Saturday, October 13, 2012

昨日、というか今日未明まで飲みすぎて、体調不良。最近お酒に弱くなったかも。ウィスキーのせいかな。せっかくの良い天気でしたが家でおとなしく。


Friday, October 12, 2012

昨日の続きで、学生と原稿を仕上げました。残りは任せて、英文校閲にかけて投稿できるでしょう。きっと受理されるはず。

本日は今期初のフライデーパーティー。そのせいか教授のアルハラがひどくて、食事もほとんど食べれず、ウィスキーにやられてしまいました。その後、Mさんと学生と二次会へ。

酔った勢いで来月、玉山(台湾最高峰)に登る約束をしてしまった。学生は森林学科の出身で、そこの教授が引率してくれるようです。大変そうですが、後悔はしていません。これを機にジョギングを再開させたい。


Thursday, October 11, 2012

学生と一緒に最後の仕上げをします。何を言うべきか、どういう表現が良いのか、議論しながら原稿を修正していきます。今までは議論だけで、原稿を目の前にしてこういう作業をしたことがないのですが、楽しいですね。何だかんだで効率が良いような気もしますし、互いに勉強になります。それに新しいアイディアが幾つも生まれます。

また最近に見つけた記事ですが。共同研究のやり方の参考になりますでしょうか。研究者は基本的に分担でやっている人が多いいような気がします。
なぜ、チームワークは分担作業に勝るのか

シーケンスデータが扱いをちょっと学ぶ。来週、解析を見てもらう。


Wednesday, October 10, 2012

本日は台湾では、国慶節(建国記念日)です。休日です。街のあちこちには国旗が掲げられています。総統府では、パレードやら演説やらイベントがあるらしく、そういうわけで総統府に行って来ました。が、到着したのが遅すぎたようで、見逃してしまいしました。

学生に原稿を送って、実験データいじる。


Tuesday, October 9, 2012

学生と打ち合わせして、論文の手直し。

それから実験データの解析準備に取り掛かる。なかなか厳しそうだ。


Monday, October 8, 2012

なかなか難しいですなー。

本日は定例のラボセミナー。ちょっとセミナーの運営に危機感を感じております。今一度、何のためのセミナーか全員で確認したほうが良いような。

久しぶりのネガティブ期間に入ったようです。


Sunday, October 7, 2012

一段落して、今日は1日現実逃避しました。
明日からまた頑張ろう。




Saturday, October 6, 2012

事務仕事は大体終わりました。

いえーい