Tuesday, April 30, 2013

本日も和文の1セクションを書き上げた。最後の一文がまだ締まってないのだけれど、今日のセクションは長めだから仕方ないです。満足することにします。

夜はCK研のセミナー。アブラムシを使った実験をしている学生の話。まだよくわからないところがあって、そういうわけで日本(北海道)にいるアブラムシストのあの人に聞くことにしようと思います。

Monday, April 29, 2013

日本ではGWが始まったとニュースで見て、そういえばGWなんだって思いました。体内カレンダーも少しずつ台湾仕様になってきています。いろんな情報は入ってくるけれど、日本の空気みたいなものを感じられなくて、もう何年もしたら浦島太郎状態になるのではないかとちょっと不安だったりもします。

本日の和文は1セクションが書けたので大満足。そろそろ後半戦に入ってきましたが、文字制限が厳しくなってきたので、とりあえず全部書いて、後で圧縮する感じにします。来週中のゼロ稿完成が目標。

午後は定例のラボセミナー。セミナーでは発表者は研究の進捗状況だったり自身の研究に関係ある論文を紹介するのですが、最近はセミナーの前に発表者がアブストを全員に送るようにしています。当たり前ですよね。それでも前日に論文紹介の論文を送られて困ったりするのですが。ですが、今回の一人の発表者が論文紹介の案内で「この論文を紹介します。なぜなら著者らは自分と似たようなことをしているから」みたいな案内が来ました。このパタンです。それで、思わず彼に返信をしました。「君の研究は対象を変えただけのコピーではないのか?しかもオリジナル論文は20年以上前なのに、なぜそんな古い論文のコピーをするのか?最近の手法はどうなっているのか?君のオリジナリティーは何なのか?」。でも、彼の返信は自分の手法とシミラーだからを繰り返すだけ。もう一度、彼に返信をしました。理解してくれたのかどうかはわかりませんが、本日彼は発表をしませんでした。自分の聞き方に問題があったのかもしれませんが、あのまま発表していたら批判の的になったのではないかと思います。セミナーは戦場という意見に同意します。話し手としても聞き手としても中途半端では臨めない(でも、あるレベルの理解を参加者で共有してしまえば、セミナーなんて飲み会みたいに気楽な感じでやりたいという思いもあるのですが)。

別にケーススタディーの価値を否定しているわけではないです。コピー研究でも自分でやる分には楽しいし。全ての研究が概念的に新規なんて、そんなんありえないって思っています。重要なのは、それが概念的に新規なのか、ケーススタディーとしての価値を持っているのか否か、本人が理解しているかどうかだと思います。ケーススタディとして価値があるならやるべきだし、価値がないと自覚していてもやりたいというならそれは本人の自由だし。でも、自覚なく、結果として価値のないケーススタディになってしまうのは残念でしかたない。こちらではよくあるパタンなのですが。

Sunday, April 28, 2013

Saturday, April 27, 2013

Friday, April 26, 2013

本日も和文を1セクション書けたので満足。当面の事務処理もとりあえず片づけて。

日本から証明書や色んな書類を送ってもらうようお願いをしなければいけないことが時々あります。家族や仲の良い人なら良いのですが、通常は返信用切手と封筒を同封しないといけません。大学の証明書とかは特に。でも、こちらで日本の切手は手に入らないし、家族に日本の切手を送ってもらうという変な手間をかけないといけません。どうしようか悩んでいたら国際返信切手券というものがあるという情報を手にしました(中国語では國際回信券というらしいです)。ほぼ万国共通のサービスのようで、例えば、自分が台湾でこれを買って日本に送れば、それが日本の切手に交換できるようなのです。

おーすごい、と思ったけど、相手が窓口に行かなければならず、ポストに直接投函はできないようなので、それならやっぱり日本の切手があったほうが良いかもと思ったりもします。それと、台湾でどこで売っているんだろう。値段も不明だ。興味があるので、探して、買ってみて、誰かに送ってみようと思います。

Thursday, April 25, 2013

和文を書きつつ(今日は1セクション書けたので満足)、事務書類を片付けたり。夜は分野横断セミナー。参加あることに意義がある程度で。あと中国語の勉強のために。

内有悪犬、簡単ですね

Wednesday, April 24, 2013

引き続き、和文の執筆。ページ数でいえば、4分の1まで書いたところでしょうか。4月のうちにゼロ稿完成なんて無理だった。。。

午後は日本から来た魚のレジームシフトのお偉い人の講演(前に本を読みました)。御年八十ウン歳。日本語の講演ですが、彼の元学生が海洋大学で教授をしていて、その人が通訳で中国語に直します。でも、先生の日本語の文章が長いと、「先生、ちょっと待って」とか。長い文章を通訳しているときに、先生は次のスライド行っちゃうし。まぁコントみたいでした。「先生、それはどういう意味ですか」、「さっき言ったじゃないか!」って、いつまで経っても教員と学生の関係です。まぁ、研究の中身の方は日本語でもさっぱり意味がわからなかったのですが。。。

Tuesday, April 23, 2013

和文の方は、文献を漁った結果、1セクション増やすことに。

夕方からCK研のラボセミナー。今週も前回に引き続き、別の新M1の研究計画発表。まぁ、実験デザインなどは粗があるのは仕方ないですが、アイディアはシンプルで、それでいて面白い。実験もそんなに複雑にはならなそうで、先行研究も自分が知っている範囲ではあまり聞かない。いいところを突いてくる。夜10時まで晩飯抜きで議論しても苦にならない。

Monday, April 22, 2013

週も明けまして、本業復帰です。本業というか、やらなくちゃいけないのに、放置していただけだけど。とりあえず査読原稿を再読して、以前に書いたコメントを微修正して投稿。和文の執筆も再開しました。今月末までのゼロ稿完成は厳しいかも。

午後はラボセミナー。演者の英語の能力に差があり過ぎて耳がキーンとなりました。

Sunday, April 21, 2013

台南のB級グルメといえば、棺材板
シチューin揚げトースト

Saturday, April 20, 2013

Friday, April 19, 2013

台湾のデザートといえば、南国の果物を使ったカキ氷。果物が特別に美味しいのはもちろんですが、何といっても氷が違います。水ではなくて、牛乳を凍らせたもので作ります。雪花冰(シュエファーピン)といいます。普通の氷にシロップを書けた日本のカキ氷はもう食べられません。

マンゴー・キウイカキ氷@台南

Thursday, April 18, 2013

Wednesday, April 17, 2013

台湾の伝統的なデザート。豆腐にシロップをかけただけのシンプルなものです。来台して、Zに初めて連れて行かれたお店が豆花店で、これが台湾のデザートだって紹介されて、でもまぁ、豆腐だし、シンプルだし、まずくはないけど普通かなって思ったのですが、慣れていくうちに最近では好きなものになってきました。もともと甘いものは苦手ですが、糖分たっぷりのケーキや和菓子とも違って、ほど良い甘みが自然で、くせになります。
豆花(トーファー)@台南

Tuesday, April 16, 2013

急遽、別件の用事が入ったので、和文もモデリングも先送り。新たに入ってきた査読も放置。来週まで忙しくなります。

でも夜はCK件のラボセミナーへ。M1の研究計画発表。偶然にも自分のモデリングに近いアイディアを、実験でやろうとしていて、聞きにいかざるを得ない。

旅行会社みたいな感じの名前ですが、温泉旅館です。
日帰りも入浴も可

Monday, April 15, 2013

和文執筆のため文献漁り。

本日のラボセミナーでは理学部の方から学生を招待しまして(というか、自分の番だったけど代わりに話してもらうことにして)、植物-植食昆虫-肉食昆虫での三者系での気温操作の実験について話してもらいました。聴衆は誰も気づかなかったと思いますが、個体群ダイナミクスの縦軸が100万のオーダーで、そんな大量の虫を毎週カウントして(100万本当に数えているわけではないでしょうが)、その間に色々分析したり動植物の世話をしたりと、彼は超絶に忙しいのです。スライドの準備もままならず、イントロも議論もまだ練りきれていないのですが、本日は自分から発表を頼んだだけに、その変の突っ込みは自粛。後で個人的にメールしました。

一方で、文字だらけのスライドで、ユーキャンシーと言われるハイボクカン。。。

小琉球といえば、隆起サンゴと熱帯植物。
太平洋の離島ではあまり見ない風景

Sunday, April 14, 2013

先日、台湾の新幹線で旅行カバンに入った爆弾が発見されたというニュースが日本でもありました。日本でその続報を見ないので、どうなったのか気になっている人もいるかと思います。もしかしたら、爆弾じゃなかったのだろうと思っている人もいるかもしれません。自分も気になっていました。これから新幹線に乗ったり、普段の生活が少し怖くなりますので。そういうわけでテレビでニュースを見たり、ウェブニュースを検索したり。

結果としては、本物の爆弾だったようです。びっくり!ただの不審物じゃなかった。それも、かなりの威力の爆弾だったようです。もしその場で爆発したら、大変な大惨事になるところだったと思います。

驚くことに、その後に類似のカバン爆弾が、とある政治家の事務所にも放置されていたようです。どちらも爆発を未然に防ぐことができたようですが、その政治家の人がその新幹線に乗っていることが判明し、その人を狙って犯行と見られています、今のところ。それが本当かどうか、自分の中国語の理解が正確かどうかまだよくわからないのですが。

犯人は二人の兄弟らしく、南部を車で出発した二人は、途中で一人がカバンを持って北上する新幹線に乗り込み、爆弾を放置。並行して、もう一人は車で政治家の事務所に向かい、爆弾を放置。その後に合流という流れらしいです。

どういう動機なのか、一人を狙うとしてなぜ新幹線を爆発させようとしたのか、まだ謎です。

Saturday, April 13, 2013

台湾の代表的な大学の歴史を見てみると、その由来にはいくつかのパタンがあります。日本統治時代にその前身が作られたもの、大陸に由来があるもの、そして、戦後になってから台湾が設置したもの。複雑な歴史が垣間見れます。

それと、台湾には、輔仁大学(@新北市)というのもありまして、これは1913年にバチカンが北京に設置した北京公教大学が由来になっているようです。これも大陸由来と言えるのですが、台湾とバチカンは今でも仲が良いようで、先日に新ローマ法王が決まった時も、総統はバチカンを訪問しました。台湾とバチカンは現在も国交を維持しています。

Friday, April 12, 2013

アジアの大学ランキングというニュースがありました。基準が良くわからなし、だからどうした?と思わなくもないのですが、台湾の大学を紹介する良い機会なので紹介しようと思います。

以下が、台湾の大学の順位でした。
14 国立台湾大学(1945年@台北、由来は台北帝国大学、日本でいう東大)
27 国立清華大学(1955年@新竹、由来は清華学堂@北京、日本でいう東工大)
32 国立交通大学(1958年@新竹、由来は南洋公学@上海、日本でいう東工大)
46 国立中山大学(1980年@高雄、由来は国立広東大学@広東、日本でいう阪大)
47 国立成功大学(1956年@台南、由来は台南高等工業学校、日本でいう京大)
52 国立台湾科技大学(1974年@台北)
54 国立中央大学(1962年@中壢、由来は三江師範学堂@南京)
68 国立台湾師範大学(1946年@台北、由来は旧制台北高等学校、日本でいう学芸大)
69 中国医薬大学(1958年@台中)
71 元智大学(1989年@中壢、日本でいう早慶)
72 中原大学(1955@中壢、、キリスト教系総合大学、日本でいう上智)
76 国立台湾海洋大学(1953年@基隆、日本でいう東京海洋大)
83 国立中正大学(1989年@嘉義)
89 国立陽明大学(1975年@台北、日本の東京医科歯科大)
92 国立中興大学(1971年@台中、由来は農林専門学校、日本でいう名古屋大)
98 逢甲大学(1961年@台中)
100 国立台北科技大学(1994年@台北、由来は民政学部工業講習所)

カッコ内は設立年と場所。「日本でいう・・・」は個人的な偏見です。頭に「国立」がないのは私立です(こちらでは常識)。台湾の人口は2300万人ほどで、日本の5分の1で、面積も九州と同じくらいなのですが、大学の数はとても多い。200個ぐらいあると聞いた記憶があります(実数は知りませんが)。そして、研究や教育のレベルも日本人が思っているよりもずっと高く、英語は日本人の学生や教官と比べてもずっと上手。

国立政治大学(1954年@台北)という有名な大学もあります。日本でいう一橋大学の位置づけでしょうか。由来は中国国民党中央党務学校だそうです。

ちなみに、以下が日本の大学の順位です。ランキング入りの数は台湾と日本では同じくらい。
1 東京大学
7 京都大学
13 東京工業大学
15 東北大学
17 大阪大学
26 名古屋大学
36 東京都立大学
39 東京医科歯科大学
42 筑波大学
44 北海道大学
48 九州大学
53 慶應義塾大学
57 早稲田大学
60 順天堂大学
67 広島大学
69 大阪市立大学
73 神戸大学
75 千葉大学
81 東京農工大学
85 岡山大学
96 金沢大学
96 横浜国立大学

Thursday, April 11, 2013

台湾は日本と同様に海洋国家でして、海洋研究も進んでいますが、魚も旨い、新鮮。揚げたり蒸したり焼いたり煮たり。ただ刺身に関しては、本当に旨いものに出会える頻度はあまり高くないのですが(冷凍ブロックのサイコロ切りとかありました)、たまに美味しい刺身があります。今のところ、お勧めは花蓮と小琉球です。台北では意外とないです。高くて和食は食べてないせいもありますが。

ちなみに刺身は中国語で生魚片です。わかりやすいですね。

盛り付けと醤油はちょっとでしたが、旨い
マグロ@小琉球

Wednesday, April 10, 2013

和書を書き始めました。今月中のゼロ稿が目標。

ジョグ9㌔

東港といえばマグロ

Tuesday, April 9, 2013

本日は、和書の章立てに基づき、必要な情報をピックアップしていたら、意外とページ数の上限に達してしまうことが判明した。編集者の言う通りだった。章立てから考え直さないといけない。

論文を紹介するときの心得に関するスライドを簡単に作りました(ここではなくラボで公開しました)。まずは、その論文をなぜ選んだのかを説明できるようにしましょう。自分の研究には多少とも関係あるはずなので、どのように関係あるのか、その前提として自分の研究(もしくは計画)はどのようなものなのか、それから論文の内容を紹介して、最後には自分の研究にどう活かせそうなのか、何を学べたのかを伝えられるようにしましょう。

自分の研究における問題や仮説をできるだけ具体的にしないと、紹介論文との関係が明確になりません。魚に興味があるので最近の魚の論文を紹介します、だけでは聞き手はモヤモヤしてしまいます(ここでは魚の変わりに何とか現象でも何とか仮説でも同じです)。論文紹介では、ここのプロセスが意外と重要だと思います。自分の研究のイントロや議論を考え、それを皆で話す機会になります。

自分(もしくは研究室)の研究対象やシステムに応用できる新しい技術を紹介するというパターンの論文紹介もよくあります。その場合は、自分の研究のオリジナリティを明確に説明できないと、じゃあコピー研究をしているの(するつもりなの)?と思ってしまいます。新規性や違いを説明できないと、そういった論文紹介はかえってマイナスの印象です。やはり、論文紹介は自分の研究の立ち位置を考える良い機会になるのではないでしょうか。

おそらく多くの人が、論文紹介は自分の研究に進捗がないときの「逃げ」として使っているのではないかと思います。でも、他の人に時間を割いてもらって、集中して聞いてもらって、建設的な議論に参加してもらって、そうやってその時間を意義あるものにしようとするなら、論文紹介の準備は意外と難しいことなのです。

その上で、論文の中身をどのように紹介するか?ということを考えなくてはいけません。それはきっと自分の研究との関係性によって違ってくると思います。が、それはまた別の機会に。

花瓶岩@小琉球

Monday, April 8, 2013

カムバック・トゥ・ザ・リアリティ

査読論文を読みました。読んで、なんで自分のところに回ってきたのか推測できました。原稿の内容はあの人のテーマにとても近くて、それで最初はレフリーの依頼がその人に来たけど、でも忙しくて、そういうわけで自分を推薦してくれたということしょうか。受賞おめでとうございます。

原稿の内容は、ちょっとひどいですね。イントロでの先行研究のレビューは良いのですが、その直後に「本研究では・・・」って、何の問題に取り組んでいるのかよくわからなかったです。でももっと深刻な問題は、モデルの式が明らかに間違っていたことです。こういうことは誤植としてはよくあるのですが、その後の解析部分もそれを引きずっているようでした。結局、結論も不確かになってしまい。。。議論も結果のリピートだけで。大物の人が書いた内容とは思えなかったです。

午後はラボセミナー。セミナーの目的を今一度、確認したい。JC仮説は小空間・短時間スケールの話だけど、密度依存的な負の要因を考えているわけで、もっと大空間・長期間スケールの現象にも応用できないか妄想してみた。たとえば、新しい種は近縁種の周辺に誕生しやすくて、でも近すぎると競争や捕食が強いから(これで密度依存的な負の要因に相当)、結果として種の分布がレギュラーになるとか。。妄想ですが。

その後、学生と改訂の続き。何とか読める程度の形にまでまとまりまして、自分の任務は完了。

Sunday, April 7, 2013

Wednesday, April 3, 2013

大学についてから本日は休日だと気づきました。いつものごとく。

本日は和本の章立てを考えて、学生が来てから改訂の続き。レフリーへの返信レターを書きました。まだまだ完成ではないですが、ほかの共著者に読んでもらってコメントをもらえる程度には改善できたでしょうか。来週中の再投稿を目標にしたい。

そういうわけで明日からエスケープします。

温泉@陽明山のとある野渓

Tuesday, April 2, 2013

本日も学生と改訂作業の続き。本文は終わりまして(手付かずのメソッドは本人に任せるとして)、レフリーへの返信レターの書き方に入りました。とりあえず、「それは良い質問です」って言っちゃだめ。

和書のチャプター執筆依頼が舞い込んできました。こないだの学会の話。自分のウェブサイトは作ってみるものですね。締め切りは7月末。とりあえず今は置いておこう。

本業のモデル・DNAデータ解析に加えて、論文改訂・申請書・報告書・査読・和書。それと来週はセミナー発表。それぞれの仕事は大事なのだけれど、一度にたくさんの仕事が来るとエスケープ・フロム・ザ・リアリティしたくなてしまう。こんな処理能力で授業なんでできるのだろうか。

疲れた夜はお茶漬けと漬物で最高

ここ数カ月の円安がちょっとだけ反転

Monday, April 1, 2013

朝のうちにモデル解析を少し進めました。で、昼前から、学生と改定の続き。途中にラボセミナーを挟みまして、改定の続き。それと、学生が原稿を考えている間に、横でDNAデータの解析準備。ちょっと最近、立て込んでいます。それもこれも、タイミングの問題なのですが。

まず、学生は夏に海外の大学院にアプライする予定で、それを有利にするために業績を増やさなければいけません。論文が評定の80%を決めるそうで、今の改定が最後で最大のチャンスになります。彼の人生を決めるといっても過言ではなく、一刻も早くアクセプトをもらう必要があります。そういうわけで、何とか手助けできればと思っています。が、彼は昼にならないと姿を現さない。

それと、DNAデータの面倒を見てくれているポスドクの方はもうすぐアメリカに行きます。いつか行くとは行っていたけれど、こんなに急に予定は数日前に聞いてことで、こっちもビックリ。ビザや向こうの大学受け入れの問題で、日にちが決まらなかったそうです。そういうわけで、できるだけ早く多くの議論をしないといけません。

あと、シニカのポスドクの方が日本の学振ポジションに応募するようで、その申請のアドバイスもしています。こちらも、締め切り一週間前とうギリギリなスケジュール。なのに、原稿もまだできておらず、研究内容もはっきりせず、ちょっと危ない感じ。

トータルの感想として、こっちの人まったりしすぎ。

ついでに査読依頼も来た。以前に自分の論文でキー論文として引用した論文の大御所著者の人の投稿原稿のようで、断るわけにも行かない。それより何より、エディターが超大御所のオーストラリアの数理生物の人で(トータル被引用は2万回近くらしい)、その人がなぜ自分を指名しているか不明だけど、これはやるしかない。エイプリルフールは関係ないはず。世界のIWSさんが絡んでいる予感。


実験株の放置場所@低地の河川敷